ピンチを救うCanvaの合成テクニック【解説編】

《2025.12.06(土)》

イベントの集合写真。
あとから確認すると——
「あれ!?一人写ってない!!」

そんな経験、ありませんか?

今回は、集合写真に入り損ねた仲間を
Canvaを使って自然に合成する方法をご紹介します。

=♪=♪=♪=♪=♪=

河内長野で行われた「Beyond万博」というイベントで、
集合写真を撮影した際に
「撮影の瞬間に間に合わなかった方」がいらっしゃいました。

あとから来られたので、
「何とか集合写真に自然に入れられないだろうか?」と思い、
Canvaを使って合成にチャレンジしてみました。

試しにやってみたところ、
思った以上に自然に仕上がり、チームの方に驚かれ、
とても喜んでいただけました✨

パソコンが苦手な方でも大丈夫!
ポイントさえ押さえれば、とても簡単に
“そこにいた感”を出せますよ✨

【解説編】
① 別撮りの人物写真をCanvaにアップロード

まずは、集合写真とは別に撮影した人物写真をCanvaに読み込みます。
背景がシンプルな写真だと、切り抜きがとても綺麗にできます。

② 「背景透過」で人物だけを切り抜く

写真を選択して、
[画像を編集 → 背景透過] をクリック。

Canva Pro の機能ですが、ワンクリックでとっても綺麗に切り抜けます。

切り抜いたあとは、不要な部分を手動で消したり、
残したい部分を「復元」したりして微調整します。

③ 集合写真に切り抜いた人物を配置する

次に、人物を集合写真の中へドラッグ。

自然に見える配置のコツは…

前列なら前列へ、後列なら後列へ(姿勢や奥行きを合わせる)

周りの人の肩の高さ・位置と揃える

座っている人の横に置くなら、膝の位置を合わせる

今回は前列の方々が椅子に座っていたため、
自然に見える位置にぴったり馴染みました。

④ 明るさ・色味を調整して馴染ませる

集合写真は室内光+逆光気味だったため、
その雰囲気に合わせて調整しました。

明るさ … 少し下げる

暖かさ … 少し上げる

コントラスト … 周囲に合わせて微調整

この工程だけで “合成感” がぐっと減ります。

⑤ 影(ドロップシャドウ)を使って違和感を消す

合成した人物が少し「浮いて」見える場合は、
影をほんのり入れると自然に馴染みます。

[画像編集 → 影 → ドロップ]を選びます。

※Canvaは仕様変更がよくあるため、
表示場所や項目名が読者の環境では少し異なる場合があります。
(実際、私の画面でも以前見えていた「透明度」が
「強度」などの表記に変わっていました)

以下は 現在のCanva(2025年12月時点)の
設定例 です👇

強度(影の濃さ) … 5〜15%

ぼかし … 4〜6

オフセット … 2〜4

影の角度 … 写真全体の影の方向に合わせる
(今回は左下)

影は濃くしすぎると不自然になるため、
“うっすら” で十分です✨

⑥ 最終チェック&微調整

最後は、全体を見ながらほんの少し動かしたり、
影や明るさを1〜2ポイント調整して仕上げます。

この工程をするだけで、
「最初からここにいたみたい!」という
とても自然な集合写真が完成しました✨

Before

河内長野イベント集合写真:チーム参加者と展示物

 

After
河内長野イベント参加者集合写真


◆ 合成してみて感じたこと

Canvaの背景リムーバーや影の調整を使うと、
専門のソフトがなくても とても自然な合成写真が作れる ことに改めて感動しました。

「集合写真に写っていなくて残念…」
そんな時でも、ちょっとした工夫で温かい一枚になるのは嬉しいですね。

困ったときの参考になれば幸いです😊


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