2025.10.10
集客の基本はターゲット設定!「誰でもいい」が誰も来ない理由と解決

集客代行をしていて、 また個別相談をする時に、 私は大体その人と面談をします。
その時は 「私がその人だったら どうやって集客するのか」 という視点で話を いつも聞いているんです。
集客できない人の共通点
うまくいかない人の共通点。
それは 相手が目に見えていない ということが一番大きいんですよね。
ターゲットが曖昧なんです。
「犬を買ってきて」と言われたら?
分かりやすい例で言うと、 こんな頼み事をされたらどうでしょうか?
「ごめん、お店に行って 犬買ってきてくれない? ペットショップで買ってきてくれない?」
これで買ってくることできるでしょうか?
こんな指示の仕方だったら 買ってこれないですよね。
何が足りないのか?
まず一番大きいのは:
- 大型犬?中型犬?小型犬?
- 犬種は?(柴犬?トイプードル?)
- オスなのかメスなのか?
- 色はどうなのか?
- 生後何ヶ月がいいのか?
- 金額はいくらなのか?
- 予防接種はしているのか?
- 血統書付きなのか?
細かく言うと、 買う方からしたら わけわからないですよね。
でも集客では同じことをしている
でも、集客する時って 普通にそういうことをするわけですよ。
「犬をペットショップで買ってきて」
それって分からないじゃないですか。
やり方も分からないし、 どうやっていいかわからない。
ターゲットを絞ると行動できる
例えば「トイプードル」だったら どうでしょうか?
トイプードル専門の店があるのか 探したりとか、 「トイプードル ペットショップ」 で検索しますよね。
それで初めて オスなのかメスなのか分かるし、 検索して探せる。
近くの店に行って 電話できるじゃないですか。
「トイプードルなんですけど、 オスはいますか? 生後何ヶ月ですか?」 って伝えることもできるじゃないですか。
でも集客する時って それを全く考えていないんですよね。
なんとなくで終わっている。
絞ることは捨てること
ここで大切なのは、 例えば「大型犬のトイプードル」 なんてできないということ。
トイプードルって 基本的に小さいですよね。
「大型犬のミニチュアダックスフンド」 もないじゃないですか。
条件を決めるということは 何かを捨てるということなんですよ。
経営で大事なことは「捨てること」
経営で大事なことって何かというと、 基本的に捨てることなんですよね。
全てのお客様の要望というのは、 中小企業が全ての要望に 答えることはできないんですよね。
だからまず大切なことというのは、 ターゲットを設定して 「何を集めるか?」というよりも 「何を集めないのか?」 というのを考えることなんです。
絞るために捨てていく
大事なのは 絞るために捨てていくことです。
本当に集客できない人って 本当に曖昧なんですよね。
細かく細かく詰めていって、 例えばさっき言った犬だったら、 トイプードルだったら 「トイプードル専門ショップ」は ないのか?って考えられるじゃないですか。
大型犬だったら、 ペットショップではなく ブリーダーのところに行くのか。
ペットショップにはいない犬も あるわけですから、 そういうのを考えていくんです。
ターゲット設定の具体的な手順
ステップ1:誰に売るかを明確にする
「誰でもいい」ではなく、 具体的な一人を思い浮かべる。
ステップ2:条件を細かく設定する
年齢、性別、職業、悩み、 予算、地域など。
ステップ3:何を捨てるかを決める
全員に売ろうとしない。 ターゲット以外は捨てる。
ステップ4:専門性を打ち出す
「○○専門」という ポジションを作る。
まとめ
集客できない最大の理由は ターゲットが曖昧だから。
- 「誰でもいい」は誰も来ない
- 条件を決めることは何かを捨てること
- 絞ることで専門性が生まれる
- 専門性があるから選ばれる
- 「何を集めないか」を決める
あなたのビジネスの ターゲットは明確ですか?
「犬を買ってきて」と同じような 曖昧な集客をしていませんか?
今日から、ターゲットを絞って 集客してみてください。