2025.10.17
神輿を担いだ一日
みなさんこんにちは!残暑もだいぶ落ち着いて少し肌寒さも感じるように、体調はいかがでしょうか。各地域では秋祭りをやる場所も増えてきて私は先月、京王線千歳烏山の熱い祭り、烏山神社例大祭に参加してきました。今回はそこで担いだお神輿についてお話ししていきます!
参加のきっかけは、彼女の家が所属する神輿会にお声がけいただき、今年も9月23日の巡行に参加させてもらいました。
朝、神輿の半纏(はんてん)と地下足袋(じかたび)を身に着けると、気分はお祭りモード。身が引き締まる感覚は、何度経験しても特別です。今回で2回目の参加。昨年は緊張でガチガチでしたが、今年は余裕が持てたのは、成長です!ワクワクで胸が高鳴る中、神輿のもとへ向かいました。
重さと憧れが交錯する神輿担ぎ
いよいよ神輿を担ぎ上げます。肩にズシンと伝わる神輿の圧倒的な重さ。
神輿とは、神様の乗り物であり、このお神輿を担いで町を巡ることで、神様の魂が町全体を清め、厄を祓い、祝福をもたらすとされています。だからこそ、この重みが神様を乗せた御神輿の重みであり、担ぎ手は誇りを持って担ぎ歩きます!
神輿を担ぐのはやはり一筋縄ではいきません。特に私は身長が高い分、長く自分の高さで安定して担ぎ続けるのが本当に難しい。それでも、町内を練り歩く熱狂と高揚感はたまりません!
隣で担ぐ町内会のベテランさんたちは、神輿の揺れをコントロールし、重さを感じさせないほど格好良く、そして迫力がすごいものです。あのレベルになるまで、自分はあとどれくらい頑張ればたどり着けるのだろうか...。そんな憧れを感じながら、夢中になって町を練り歩きました。
担ぎ手だけではない祭り
朝から夕方まで、神輿は町内を転々と巡行します。そして、欠かせないのが休憩所でのひととき。
休憩所には、地域の方々が用意してくださったご馳走がズラリ!お団子、お蕎麦、手作りのお惣菜、お菓子にお酒…どれもこれも美味しすぎて、一日中ずっと食べてしまいました笑
神輿を担ぎ歩く「担ぎ手」だけでは、この祭りは成り立ちません。裏方で祭りを支える地域の方々の協力と温かい「おもてなし」があってこそ、祭り全体が成り立っているのだと痛感しました。この感謝の気持ちこそが、担ぎ手が頑張れるエネルギー源ですね。
疲労感は「達成感」に変わる!
神輿を無事に納める頃には、身体には心地よい疲労感が残りました。肩は痛いし、足は棒のよう。
でも、これは神様を一日担ぎ歩いた者しか味わえない、特別な達成感でもあります。
お祭り全体を通じて感じたのは、子どもからご老人まで、男女関係なく参加し楽しんでいる千歳烏山の地元愛です。この熱い祭りは、地域の一体感と伝統の力が宿る場所。
ここで発散とエネルギーをチャージしたことで、また一年頑張れます!自分の成長を感じるためにも、また機会があればお神輿を楽しく担ぎたいと思いました!
みなさんの地域にもお神輿はあると思います。どこでも担ぎ手は少なくなっているそう。お子さんも楽しめるイベントですのでぜひ機会があれば担いでみてください!