2023.02.11
オーガニックな白髪染め「ヘナ」をやってみた
高エネルギー重曹(HEJ)を生活に取り入れてからというもの、お掃除や洗剤だけでなく、オーガニックとかケミカルフリーとか自然循環とかそうした価値観に触れることが多くなっている。40代前半の頃は白髪があっても気にせずに白髪のままにしていたこともあったが、40も半ばを過ぎ、頭髪が薄くなってきたような気もするし、見た目もおっさんになっていくしで、白髪や無精髭など、見た目で汚らしかったり、年齢を感じさせることは避けていこうと考え始めた。
ケミカルは僕たちの生活を便利にしてきたけど、その反動もたくさんある。理解しながらバランスを取っていく生活を始めてもう8年以上が経過した。重曹の勉強を始めた頃に知ったのは、ハウスクリーニングと同じような構造でしかも働いている人がハウスクリーニングよりも、さらにケミカルの影響を受けている業界が美容業界。とりわけヘアサロンの業界はケミカルによる影響を受けている人が多いことを知った。シャンプーやカラーやパーマ剤など、ケミカルの力を使って施術している作業だ。
ハウスクリーニングで使っている洗剤は、手袋をしないで素手でやったら手がボロボロになるのは何となくみんな知っていると思う。しかし、美容室の業界はそんなイメージはないと思う。頭に直接つけるモノだし、まさかそんなにやばいものを使っているわけはないという思い込みがあるからだ。美容室で働いている人は、手袋をせずに素手でやるイメージが多いと思う。実際に素手で作業している人が多いのではないだろうか。
重曹の勉強会を始めて、美容業界にはアトピーをはじめ、ケミカルの影響を受けて苦しんでいる人がたくさんいるのを目の当たりにした。料理人が手に火傷をしても、当たり前のようにその傷跡があるように、美容室の方の手が化学物質でボロボロなのを気になってみているお客さんは意外に多い。HEJを紹介したいと言ってくる方の中には、自分の担当美容師に渡すという人が今までも何人もいた。
まあ、そんな体験があって、僕は当然のことながら白髪染めをするときに、ケミカルはダメよねと思っている。白髪よりも前にハゲちゃうんじゃないの?と笑。
僕がヘナを使い始めたのは、それこそ10年くらい前になると思う。僕の友人がヘナの会社を立ち上げていて、やってもらったのがきっかけだ。
その時は白髪なんてあんまり気にしていなかったけど、友人の付き合いもあって使ってみた。ヘナって、頭にのっけてから30分以上放置していないといけないのが面倒で、最初はなかなかやる気になれず。でも、だんだん慣れてきて、今は家で手軽に毛染めできるっていいねと思っている。
初めてヘナをやる人が心配なことの一つに、色の問題があると思う。オレンジになるイメージあるでしょ?あれもね、2度染めするとそれを防ぐことができるのね。
どんな感じかやってみたのでみてほしい。
まず、オレンジに染まるヘナを水で溶く。こんな感じ。
白髪染めする前は側頭部のところがこんな感じで白くなっている。頭頂の方も根本は白くなってきている。
白髪の部分にはしっかりヘナで覆うようにして塗ったらラップを巻きます笑
30分から1時間ほど放置したら水で洗い流すとこんな感じでオレンジ色になります。わかるかな?
そしてここから今度は二度染め用を用意する。色はちょっと深い感じでインディゴのような色。
そしてこれを塗って、やはり30分くらい放置するとこんな感じで黒っぽくなります。実際は黒というよりはブラウンみたいな感じですが、人によって変わるみたい。
これね、塗りたてよりも、また時間が経つと変わってきます。でも自然な感じでしょ?
僕は今まで3種類か4種類くらいのヘナ会社のものを使ってきました。ただ、今使っているソジャットヘナというものが僕は一番いい感じ。何がいいかっていうと、頭に塗っていて頭が痛くなったりすることが今まではあったんですよね。ただ、このソジャットヘナはそれがないんですよね。頭に塗っていてそれがわかる。まあ僕も超重曹生活を始めてもう9年くらい経っていますからね。化学物質に対する反応は敏感になっていると思う。ヘナも色々あるみたいです。
僕もまだこのソジャットヘナの全容を理解しきれていませんが、どうも髪を染めるだけではないみたいなんですよね。ヘナに興味がある方、ヘナは使っているけどよりいいものを探している方はこちらのお店のオンラインセミナーを受講してみたらどうでしょうか?
ヘナの塗り方も教えてくれるみたい
僕が購入しているヘナはこの2種類です
便利なセットもあるみたい