2022.11.15
症例 〜肩関節周囲炎〜(四十肩・五十肩)
皆さんの周りで急に肩が痛くて挙がらない!なんて人いませんか?
それ、もしかすると肩関節周囲炎かもしれません!
当院でも、肩関節周囲炎で来院される方が増えています。
肩関節周囲炎は一般的に四十肩、五十肩とも呼ばれています。
40 ~ 70 歳 の年齢層に多く発症し、人口の 2 ~ 5%がかかると言われており、その中でも特に 40 ~ 60 歳 の女性に多いといわれています。
~肩関節周囲炎のメカニズム~
・肩の関節を構成する骨、軟骨、伳(-セツ-筋肉の一部)などが老化して肩関節周囲の組織 に炎症を起こすことが主な原因と考えられています。
肩関節の動きをよくする
袋(滑液包)や関節を包む袋(関節包)が硬くなるとさらに動きが悪くなります。
(筋肉にカルシウムが沈着して石灰化していることもあります。)
~症状~
・肩を動かすときや、夜中にズキズ キする痛み(夜間痛)が出現し、眠れないこと もあります。
・肩の動きが悪くなることで、手を
あげたり、服を着替えることが不自
由になります。
典型的な肩関節周囲炎は次の 3 つの病期を経て、1~ 3 年くらいの経過で 回復します。
治療は回復経過に合わせて行うことが重要です。
どのような回復経過をたどるか?
~炎症期(えんしょうき)~
初めの症状として痛みが出現し、肩を動かすことが苦痛に なります。安静時の痛みや夜間痛を生じるようになり、拘縮 (関節が動きにくくなった状態)が徐々に進行します。
~拘縮期(こうしゅくき)~
拘縮が中心となり、あらゆる方向に動きが狭くなります が、痛みは軽快していきます。
~寛解期(かんかいき)~
拘縮が徐々にとれて、動きが改善していきます。
肩関節周囲炎は放置してしまうと、肩の可動域が狭いまま固まってしまう事もございます。
そうならないためにも普段からのメンテナンス、なってしまっても適切な施術を受けて改善しましょう!
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