その症状、次のフェーズかも?(肩こり・腰痛)

肩こりや腰痛があるけど、ついそのままにして、仕事や家事でその部位を酷使し続けると、コリが痛みに悪化することってありますよね。ぎっくり腰や肩コリが痛みになるなどです。

また、仕事や家事の時だけしんどかったのが、リラックスしているときにも痛みやコリが気になるようになります。

ところが、そういう悪化ではなく、その部位の割と近くに違う症状が出ることがよくあります。


肩こりや腰痛を引き起こしている筋肉や関節がありますよね。さらに悪化するときの次のステップとして、その関連筋へ張りが広がったり、その関連した関節が硬くなり、歪みが起きたりなどの結果、新たな症状を生み出すこと、めちゃくちゃよくあります。

いわゆる「次のフェーズ」へ移行するケースです。望んでいないバージョンアップですね。

【肩こりの場合】

手や腕のしびれ、めまい、吐き気、頭痛、耳鳴り、四十肩五十肩、寝違いなど

【腰痛の場合】

足のしびれ、股関節痛、膝痛、臀部の痛み、など。

【体の疲れ】

自律神経バランスの乱れ(不眠、食欲低下、胃腸の不調など)


【肩こりから手のしびれケース】

40代男性のO様は、肩こりがここ最近ずっとひどいままだったそうです。マッサージや整体も忙しくてなかなか行けず、ストレッチなどで誤魔化していたら、3ヶ月くらい前から右手がしびれるようになり、背中もつるような痛みが出るようになったそうです。

「しびれ」は「痛み」より我慢しやすく、対策を打つまで時間がかかってしまいやすい傾向があります。


O様の場合、一日中しびれているわけではなく、夜中や朝や日中時々しびれ、ほとんど気にならない時もあり放置されていました。ところが「ある朝起きた時、ひどいしびれと肩の痛みがあり、さすがにもうまずいと思って」と当院にご連絡頂きました。

原因は「胸郭出口症候群」といい、肩こりの深層筋が原因で起きるしびれでした。3回の施術でほぼしびれはゼロになりました。

背中もかなり張りが強かったですが、全身調整する上で丁寧に肩甲骨や背骨近辺の筋肉をほぐすことでかなり楽になっていただけました。


時折、全身何か所も強めのご症状をお持ちの方が来院されますが、一様に「次のフェーズ」を繰り返して悪化された方がほとんどです。

どなた様も、体の歪み、筋肉のこわばり、関節の柔軟性や可動域の低下、がハッキリしています。しんどいまま酷使してきたのが一目瞭然です。

「この症状って次のフェーズかも?」という症状があれば、お体を酷使せずぜひメンテナンスしてあげてください。







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