Asai Farm&Molln(浅井ファーム&もるん)

種が大切
 ピオーネ好きの孫は、小学校低学年の頃、「ばあば、ぶどうのたねがないのがいい。」と言いました。
「ばあばは、ぶどうのたねはとてもたいせつだとおもっているの。」と私は答えました。
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​ 同様に、他の孫たちも同じくらいの年齢の時に「ばあば、たねのないぶどうはないの。」と尋ねました。
「ばあばは、たねがたいせつだとおもっているんよ。」とまた同じように私は、答えました。
 それから秋になると、孫たちは種のある、自然のままの葡萄をビニールハウスで採ってきて、たくさん食べます。それぞれの好みの品種も違い、楽しくおいしく葡萄を食べています。
 種が大切だとあの年齢で何を理解したのだろうか。と不思議に思いましたが、孫たちは、何かを感じて「種は大切だ。」と言う私を尊重してくれました。
 孫たちと野菜の種をポットに撒きました。日がたてば双葉が出て大きくなります。
​ それを畑に1ポットづつ一緒に丁寧に植えていきました。やがてナスになり、キュウリになり、喜んで収穫していました。持ち帰り、食卓で楽しい収穫の話題と一緒においしく食べたと思います。
 今食べている野菜は種がないと生まれない。必然的に食べられない。ということに結びつくことはなかなか難しいでしょうが、時間がたてば、理解できると思っています。
 我が家では、試行錯誤をしながら、自然の循環に治った農作物を育て、今では、多くのお客様から「甘い。」「美味しい。」という感想をいただきます。
 その中には、「この葡萄には生命力がある。」と言われた方がおられました。そうです。病気など自然淘汰から頑張って生き抜いた粒には、生き生きとした生命力が宿っていると思っています。
◀ 07 農薬と化学肥料とジベレリンを使わないと決心してから​​​​​​​
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れんげが土を育て、竹が畑を育て、ミツバチが実を結ぶ。自然はすべてがつながり、支え合っています。里山の恵みに感謝しながら、未来へ豊かな自然を受け継ぐ私たちの暮らしをご紹介します。