Asai Farm&Molln(浅井ファーム&もるん)

れんげと暮らす
​れんげのピンク色はこれから田植えをする合図であり、花の後は、大切な種を落とし、次の春を静かに待ちます。春の土中では根粒菌が土壌を改良し、化学肥料に頼らない力を蓄えてくれます。
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 大麦を刈り取った後の田んぼには、竹パウダーを撒いて次に育てる作物に大きく成長を促す準備をします。大麦の薬は畑や葡萄畑に入れて、草抑えになったり、土壌を柔らかくしています。
 稲刈り後、料がらは野菜畑に撒いています。糊がらを燻製にした焼きすくもはこれも土壌改良で消毒の役目があります。
 この様に植物、農作物は、自然の中で循環して、相互に影響を及ぼし、恩恵をいただいています。
 古来の農業の形は、こうだったのだろうと思います。
 農薬や化学肥料、ホルモン剤は生態系を損ねる懸念があります。
種があるからこそ、作物が育ち、花が咲く。ミツバチがいるから受粉できて実になる。
私たちはそれを食べて体を維持できます。これは当たり前のことで、里山の恩恵は偉大です。
 以前は、ただただ通り過ぎていた日常でしたが、御津の里山では、少し立ち止まる時があります。里山の生活で知った自然の営みが教えてくれた豊かさとは、大地の恵みをいただき、生活の中で生かしていく日常を、楽しく感じることかしら。と何となく思っています。
 もちろん、自然の厳しさが立ちはだかることもあります。台風や水不足、日照り、野生動物による被害など、育ててきた努力や収穫の喜びを一瞬にしてつぶしてしまいます。

​ しかし、この痛手は辛いのですが、諦めて素早く次へと進みます。そして、急場をしのぎます。先人たちはしなやかに立ち直る底力を持っていると思っています。その生きる力は、里山の時間の流れの中で、受け継がれていると感じます。
 しゅんの市では、安全な農作物を安心してお客様に買っていただけるように、そして里山の恩恵をお客様と分かち合う場所にしたいと考えて開催しております。

​ 今では、多くのお客様が安全な農作物を求めて来場されます。そして、出店者様と農作物を挟んでの語らいも楽しみの一つになっているようです。
 里山生活で知った自然の営みがどれほど人間の生活を豊かにしてくれるのか、しゅんの市や農業体験会など継続している限り、折りに触れ、若い人々や子どもたちにも語っていきたいと思っています。
 これからもAsaiFarmは先人たちが守ってきた里山を守り、自然との付き合いを大切に、丁寧に暮らしていきます。
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