いなべ市のピアノ教室 inabeePiano(いなびーピアノ.)

いなびーピアノ.について

こんにちは。

生徒さんが楽しそうに弾いてる時、ガンバって弾いてる時、弾き切れた時、いつもどんな時もレッスン中に感動している、なりちゃん先生こと石川成江です(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

いなべ市のピアノ教室 inabeePianoは、いつも笑い声が聴こえます♪

子育てにお役に立ちたい想いから、統計学を取り入れた指導と、お一人お一人により寄り添った声掛け

ピアノを習う目的をお聞きして、親さんとタッグを組んだ指導をしております(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧

レッスンでは、一曲一曲を丁寧に仕上げることはもちろん、"今日はここが出来た!""こんな事に気付けたね!”と、自己肯定感を自然に感じられることを心がけ、その日のレッスンで1つでも成長できた自分を知ってもらえることに意識しています♪

アナタの幸せを、ピアノの音と共に♪
                                    
                inabeePiano
                  石川成江
ここでは、私がなぜピアノのレッスンで心の面を大切にしているのかを、お伝えしたいと思います。


その要因は子供の頃の育ちに関係しています。

私は姉妹弟の4人兄弟で育ちました。

姉妹が多い分、自己主張しないと親に構ってもらえません。


私はもともと大人しく、引っ込み思案な性格だったので、いつもしっかり者の姉や妹のやっていることを観察し、真似していました。

なかなか自分の気持ちを言えない、人に合わせて無難な返答をする自分でいる事がだんだん苦しくなり

どうしたら自分らしくいられるのだろう?と気が付けば考えていました。


ピアノとの出会いは2年生の春休みです。

いとこの家で初めてピアノを見て感動し、ピアノの音色に魅了されました。

3〜4時間で『猫ふんじゃった』を暗譜して弾けるようになり、とても嬉しかったのを覚えています。



それから両親に『ピアノを習いたい』と言いましたが『4人もいるからお前だけにそんなに高いものは買ってやれない』と言われました。

何年も言い続け、あきらめかけていたある日、母の友達から中古のオルガンを貰うことになりました。

鍵盤楽器が家にある事が嬉しくてたまりませんでした。



そんなある日、父から『一年間毎日1時間良く引き続けたね。感動したからピアノを買ってあげるし、習わせてあげるよ。』と言われました。

小学5年生の11月でした。

それから7年半後の高校を卒業するまで、毎日2時間弾き続けました。

ピアノを弾き終わったら必ずピカピカに磨きました。


悲しいときには悲しい曲を、楽しいときは楽しい曲を弾けることがとても嬉しく

引っ込み思案な自分は、ピアノを弾くことでピアノに自分の気持ちを聞いてもらってる様にさへ感じていました。

まさにピアノは親友の様な存在でした。  

また『エリーゼの為に弾いてくれるか?』と晩酌をしながら聞いてくれる父の存在が、

私のやる気と継続力を身に付けさせてくれたんだと、大人になってから気付き、その時何とも言えない感動と感謝を感じました。



『自分らしくいられる』こと。これがテーマで生きて来た自分に何が出来るだろう。。。

そう思っていた時にある人と出会った事でそういう場を提供できる可能性を感じ、勧められた仕事と活動を始めました。

仕事の内容も活動も自分的には楽しく、人の役にも立てる実感もあり、凄くやりがいを感じていました。

でもそれは元々自分が想い描いていたものとは違い、ずれを感じる様になったのでもう辞めてしまおうと思い始めました。。


思い始めてから10年。随分悩みましたが苦渋の決断をし、22年続けた仕事を辞めました。

『自分らしくいられる』にはどうしたら良いんだろうと思い続けているときに、子供が『ピアノを習いたい‼』と急に言い始めました。  

それをきっかけにピアノを趣味として私も再開しました。

2012年の6月です。過去に味わった『自分らしくいられる』空間を取り戻したように感じました。

25年開かずのピアノの蓋を開けた瞬間でした。


ピアノ講師の夢をあきらめた私は、社会人になって『自分らしくいられる』ことを辞めてしまったことに気付きました。

そして過去に置き去りにした『ピアノ講師の夢』と『人を癒し、喜び合い、ありのままの自分でいられる場所の提供』を叶えるために

本気でピアノ講師になる事を決めました。

それから2年。猛練習の日々でした。とは言っても育ちざかりの子供4人の母親。一番下の子はまだ年中さん。

まとまった練習時間を取れるわけもなく。5分弾ける時間、1分弾ける時間を見つけては練習しました。

2年で演奏グレードを合格し、その翌年、半年間に楽典を猛勉強した末にカワイの指導グレードを合格することが出来ました。


でも喜びは束の間、合格すると今度はどうやったら生徒さんの立場に立てる指導者になれるのだろう?と探し続けました。

そこで出会ったのが『楽読』でした。

ピアノに何ら関係ない事を始めたようでも、それはピアノのレッスンで生徒さんに向き合うには必要なことだと感じ

欠かせない大事な物、大事なことでした。

人にはそれぞれ特徴があり、一人と言って同じ性格の人はいません。

そんな一人一人の個性を認め、習って頂くことで個性を伸ばし、成長と進化をともに楽しめる指導者として日々努めています。


今はよりお一人お一人の個性を大切に指導したい気持ちが強くなり、統計学も学んでいます。

私はピアノを通じて何がしたいのか?と申しますと、文頭にも書きました通り、自分自身がピアノを弾いているときが

一番自分らしくいられたという事実があるため『ありのままの自分でいられる場』を提供させていただくためです。 

もちろんピアノを習って頂くのですから技術も共わなければなりません。

その為に生徒さんがこれから習うであろう曲を一から習い始め、生徒さんのニーズに応えたいので最近流行りの曲にも挑戦できるよう

今も現役生徒の立場で習いに行っています。

私は40も半ばを超えてからこの道に進むとは思ってもみませんでしたが、

それにはその事を共に喜んで下さった近所のピアノの先生の存在と(その先生も保育士をする傍らピアノ講師の資格を取られたので)

また、ピアノの資格を取るならとその先生が紹介下さった今通っているピアノの先生に『大丈夫!絶対なれますよ!!』と勇気づけられたお陰です。

長くなりましたが、私が『なぜピアノのレッスンでその様に心の面を大切にしているのか』をお伝えさせていただきました。

ありがとうございました

                                    inabeePiano    石川成江

レッスン室です。グランドピアノ・アップライトピアノ各1台。電子ピアノ2台あります。

ピアノ教室近くの風景です。空気や水が奇麗で自然を感じられるところです。