おきなわ漆屋について
「舟楫をもって万国の津梁となし」という言葉にあるように、日本本土はもとより中国大陸や朝鮮半島、遠くは東南アジアまで交易を行い、独自の文化を育んできました。
その中で琉球漆器は、14世紀中国から高度な技術が伝えられてから発達し、16世紀には王府に漆器製作を管理する貝摺奉行所が設置されて技術や芸術性が向上し、中国への進貢、日本への献上品、交易品として高い評価を得ていました。
おきなわ漆屋は、この素晴らしい沖縄の伝統工芸を守り未来に繋ぐために、漆芸家を応援する活動をしています。
どうかぜひ漆の良さを知って、使って下さい。
自然の温もりと人々が受け継いできた歴史の厚みが、手にじんわりと感じられると思います。
おきなわ漆屋はNPO法人アートリンクが運営しています。
NPO法人アートリンクについてはこちら↓
https://home.tsuku2.jp/f/artist/New_1
おきなわ漆屋インスタグラム:https://www.instagram.com/okinawa_urushiya/
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おきなわの漆の情報を伝えるサイト
おきなわ漆Web http://urushi.okinawa/
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漆ing(うるしんぐ)
令和4年度の那覇市「新商品開発支援事業補助金」を受け開発された漆の新商品が令和5年にいよいよ発売。
漆産業の長期低迷、県内企業の廃業など厳しい状況の中、沖縄県立芸大漆分野の卒業生や沖縄県工芸振興センター漆科の卒業生など、漆芸家を目指す若手は増加。
この現状を鑑みNPO法人アートリンクでは若手漆芸家の育成を目的に「漆ing」ブランドを立ち上げ。
沖縄の勢いあるブランドを束ね県内外に発信・販売を行うAPARTMENT OKINAWAと組み、県内アパレルデザイナーや作家などと漆作家とのコラボレーション商品を発表。
沖縄のファッションに敏感な層にアプローチできる商品を開発し、APARTMENT OKINAWAを初め県内外ギャラリー、ECサイトなどで販売スタート。
漆ingについてhttps://home.tsuku2.jp/f/artist/New_2
第一弾として、「YOKANG」田仲洋と漆工房「SUGY」の宮城杉乃による新感覚のヒーリンググッズ「漆のたまご」を発売。
第二弾は「ペーパージュエリー」古堅ちひろさんと「漆works三時茶」の漆×ペーパージュエリーを発売。
2019年度「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」の作品
この事業は、沖縄県の伝統工芸である「琉球漆芸」の技術伝承や、
産業継続の支援を目的として、昨年より、琉球銀行の創立70周年事業として開始されました。
復刻事業を通して習得した技術を、現代のライフスタイルにあった商品に生かし、
技術の蓄積と琉球漆器の普及を目指すことを目的としています。
主催:株式会社琉球銀行
共催:株式会社沖縄タイムス社
協力:一般財団法人沖縄美ら島財団、浦添市美術館(2020年度より)
2019年度事業・完成作品
(1)復刻作品:3点『白壇塗楼閣山水箔絵湯庫(非売品)
(復刻品:浦添市美術館所蔵・市指定文化財)
製作風景
(2)商品開発事業の製品:「琉球漆器ワインクーラー鳳凰」(商品ページ)
※「湯庫(たーくー)」を現代版に転用しデザイン・製作
商品:「琉球漆器ワインクーラー鳳凰
縦300×横300×高さ248mm (桐箱付き)
*2019年度復刻作品「白檀塗楼閣山水箔絵湯庫」の技法(白檀塗・琉球梨地・箔絵)を活用。
仕様:素地/素材:米ヒバ/本漆、麻布、金箔、夜光貝、錫粉(多少変更する場合があります)
技術技法:溜塗、箔絵、螺鈿
値段:338,400円(税別)