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Marigoldいのうえまゆみ 〜新月満月メール便〜 脳天ハイマー

2月10日 新月号

私の父は、アルツハイマーだったんですね、10年前に他界しました。
小さい時は父のことが大好きで、私の決まり文句はいつも
「お父ちゃんと結婚する」だったくらい。

母も若い時は美人の方でしたが、父もどちらかというとイケメンでした。
友達に父を見せるのがちょっとした自慢で。
面白くて、優しい父でした。
その父が70歳になった頃、アルツハイマーであるとわかったんです。
私は新潟、父は山口県で母と暮らしていました。

結構ショックでした。
自分の父がアルツハイマーになるなんてって。
それでもまだ元気な頃、父に会いにいくと、私を見たら私の目を見て
一生懸命話をしてくれたんです。
私が父に話しかけたら、それにまるで答えているかのように。
側から見ると、きっと普通に会話しているように見えたと思う。
でも、実は全く、辻褄が合っていませんでした。

私が、お父ちゃん今日の体調はどんななん?って聞くと
父が私の目を見て、とても自然に
「部屋の隅にゴミがたまっちょるけえ、早めに捨てんとね。」
という具合。
優しいいつもの眼差しで私を見ながら。いつものように
今にもダジャレを言って私を笑わせようとしているみたいに。

泣けて泣けてしょうがなかったです。
おいおいなく私を見ても、全く動じず
「出かける時は家の鍵をかけちょかんといけんのじゃが
 あれは、、、どこにあったかいの?」みたいな。

辻褄は合わなかったけれど、心はちゃんと通ってた。確信があります。
父なりに、私の言動も、状況もきっと把握できていて
ただ、アウトプットが辻褄合うようにできないのが
アルツハイマーなんかなって、今は思えています。

そんな父は、あの時、生きていました。
「ボケてんじゃねえ、生きてんだぞ」

今目の前に姿のない父は、私の心の中にいつもいて
私の近くにいつもいます。
それでも、してあげたかったににしてあげられなかったことを
思うと、今でも胸がキューっとします。
お父ちゃんともっともっと、話したかった。
もっともっともっと、そばにいたかった。

みなさんにとって大切な人の老後は、そう遠くない未来かもしれないです。
もしかしたら今、真っ只中の方もおられると思います。
その時に、どんな場所で、どんな人たちに囲まれながら
その老いを支えたいですか??
私たち自身の暮らしも平常運転で回しながらも
もっと話したい、もっとそばにいたいが
当たり前に叶う場所。叶う存在。

実在するという希望。
こちらの舞台をぜひ見に行きませんか。
交通費を出して遠くから見に行ったとしても、その価値があります。
脳天ハイマー。

南九州市にある、株式会社いろ葉さん、介護施設が舞台です。
そこでの日常が、とても自然に表現されている舞台です。
あまりに自然で、そして面白くて、ちょっぴり哀しくて
めちゃくちゃ笑えて、泣けます。

人生にこんな作品に出会えることって、そうないと思う。
だから、まだお席がありますからぜひ、見にいける人は
迷わずに!!
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次回は2024年2月24日の満月にお届けしたいと思います!
どうぞ、良いお年をお迎えください。

大人が笑えば子どもが笑う。地球が大好きだ。

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