人と動物の幸せ未来デザインMUSUBI|酒井聖花

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【N0.24】執着とフォーカス

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HONO(13歳)とその母きよちゃんが
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こんにちは!

きよちゃんです。

春の嵐が去ったら夏の日差し!

長崎は今日は久しぶりにスッキリしたお天気です。



>>>細部に囚われると大事なことがみえなくなる<<<



私はペットの行動カウンセリングや

しつけ教室もさせて頂いているのですが

今日は生徒さんのワンちゃん同士を

遊ばせる機会がありました。



ペット達は

当たり前ですが性格も様々。



・慎重派の子

・恐いもの知らずの子

・興奮しやすい子

・のんびりしてる子

・よく吠える子

・臆病でずっと隠れている子

・犬には全く興味なくて人が大好きな子

・完全にマイペースな子

・最初はイケイケだったのに、

ちょっと相手に吠えられたら

出てこられなくなっちゃう子



本当に千差万別で

人間と同じだなぁと感じます。



そして、

飼い主さんのお悩みも千差万別なんですよね。



「隣の芝生は青い」



とは言いますが

どうしても不足しているところに目が

行きがちになります。



そうなると

そもそもどういう状態になれば良いんだっけ?

という本来の目的へのフォーカスが外れて

「ここがこうだからダメ」という

細部に必要以上の執着を持ってしまう

という事も起こります。



例えるなら

70点とれば合格するテストなのに

100点満点目指して

できないところにこだわっている内に

時間切れ…みたいな感じ?



これって、人とペットの関係に限らず

本当に良くあることだと思います。

いわゆる、完璧主義とも言うヤツですね。



もちろん、

BESTを目指すこと自体は素晴らしいのですが

それによって

自分にも相手にも過剰なストレスがかかったり

全体として前進していないのなら

本末転倒になってしまいます。



執着とフォーカス

この区別が結構大事だなと

感じています。



同じ何かを目指すにも

エネルギーの重さが違うっていうのかな。



執着がありすぎると

いわゆるエゴの状態で



たとえ顕在的には人のためという名目でも

自分も関わる人も苦しくなるし、



何とも重たい感じになって

途中で息切れしたり、



相手への要求が強くなって

受け入れられないと逆恨みとか

私こんなに頑張ってるのに…!!(-.-#)

みたいな状態になりがち。



逆に

目的へのフォーカスが外れると

いつの間にか違う方向へ行っちゃったり

何のためにやってるのかわからなくなったり

想っていた方向へ物事が進まなくなったり

関わりが切れてしまって

関わっていた人に不信感を抱かせてしまったりね



自分を振り返ってみても

シンプルにフォーカスが決まっていて

そこにピントを合わせて行動しているときは

スムーズに進んでいたことに

執着が入った途端に

滞り始めたりするっていう経験があります。



これが結構

微妙なラインだったりするんですよね。



執着は外したくても、なかなか外せない、

フォーカスはついうっかり外れて

目標を忘れてしまう。



執着の場合は

往々にして視野が狭くなっています。

「○○でなければならない」

「○○がないとダメ」

「○○であるべき」

ギューッと視点が狭くなり

何かを握りしめて

肩にも力が入っています。



執着が強いほど

一見粘り強く頑張れる

…と言えば頑張れますが

どちらかというと

自分の中には欠乏感があり

奪うエネルギーに近いですよね。

いわゆる「重さ」みたいなものが伴います。



フォーカスは

目的に向かって常に行動し続ける

ということでは同じなのですが

もっと肩の力が抜けている軽やかな感じ。



そこにネガティブで否定的なエネルギーが

入っていなくて

視野が社会に向けて広く拓かれていて

自分自身も含めた全体をより良くする

与えるエネルギーが満ちている感じです。



誰にでも両方の要素があると思うのですが

今自分がどの状態なのか?を

きちんと認識できることで

改めて、自分の状態を選ぶことができます。



今まで上手く流れていたことが

突然、滞る感覚や違和感を感じる場合は

そこが執着になっていないか?

を検証してみると良いかもしれません。



逆に、

自分の持っている思考グセやパターンによる

フォーカスし続けることができない状態に対して

「執着を手放す」という

都合の良い解釈をつけてしまう場合もあります。



自分で選んだ挑戦は「修行」

人から押しつけられた挑戦は「苦行又は拷問」。

どちらにも、

大なり小なり一時的な苦しさは必ず伴います。



ここで、

自分との約束である「修行」から逃げると、

一時的に楽になるかもしれませんが

「本当にそれで良いの?」という

小さな声がよぎるかもしれません。



そんな時は、それを無視せずに

「自分は本当に本当はどうしたいんだっけ?」

というシンプルな自分との対話の時間をとる。

すると、そこで改めて選択して

またフォーカスを改めてセッティングして

進む事ができたりするなぁと感じています。



フォーカスなのか執着なのか?

自分の中に何か苦しさや違和感を感じたときは

是非、そこを検証してみて下さいネ。



今日もあなたを応援しています(^^)

では、また!


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