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人は思い込みに縛られている

MINDSETと言われている
マインドセットとは、これまでの経験や教育、先入観から作られる思考パターン、固定化された考え方のことです。簡単にいうと「無意識の思考のクセ・思い込み」です。

中距離走では誰もが1マイル(約1600メートル)を4分未満で走るのは長い間不可能だと思われていました。ところが、1954年ロジャー・バニスターがその壁を破りました。その後の4年間に、4分の壁は40回以上も破られました。

なぜでしょう? ロジャーが壁を切ったことによりランナーたちが4分を切るのは可能だと知ったからです。同じ土壌にいるロジャーができたなら自分も可能と意識できたこと、思い込みが解放された瞬間でした。

甲子園球児でも、実は甲子園球児の生まれた月を調べると、4~6月生れが多いというデータがあります。小さい時の教育(刷り込み)と子どものメンタル(思い込み)が大きくかかわってると言えます。

子育てをした経験がある方なら分かると思うんですが、子どもの成長ってものすごい早いので、小さい頃は4月生まれの子と早生まれの3月生まれの子では体の成長に大きな差が出てしまいます。
スポーツをさせても、体つきは全然違うので、足が速かったり、力が強かったり、ボールを大きく飛ばすことが出来たりと競技力に大きな差がついてしまいます。
そんな状況の中で野球をすると、4月生まれの子は、周りよりも力があるので、活躍する事が出来ます。
コーチに褒められたり、周りの選手との差を感じで大きな自信に繋がります。
3月生まれ(早生まれ)の子は、まだ体が小さいので力の差を感じたり、活躍出来ない事で、自分はそこまで上手くないんだと感じてしまいます。
高校になると小さい頃の体力差はないのにもかかわらず
小さい時の自信が競技成績に大きく影響するということです。

数年前には、全米大学体育協会(NCAA)の走り高跳びの全国大会の出場資格を得られる基準ラインは、6フィート10インチ(約210センチ)でした。ところが、基準を突破する選手があまりに多かったため、6フィート11インチに引き上げられました。それでも同じ人数の選手が資格を得ました。主催者側は「何人か減らさなければならない」と判断し、さらに資格基準を7フィートまで上げました。やはり同じ人数が突破しました。
次は7フィート1インチ、さらに7フィート2インチまで引き上げます。「これで大丈夫だろう」と彼らは思いましたが、やはり同じ人数が突破しました。

信じることを変えれば、結果がついてくるのです。
信じることを変えれば、人生をどう生きるかを変えることができます。
あなたの中にあるブロックはあなた自身の思い込みから解放すればいいのです。

会社の経営方針も、家族の生活も。障害物を築いたのは、あなた自身"です。

何かをその状態にとどめているのは、ただ自分がそれでいいと信じているからという場合が多いのです。

それではなにをすれば思い込みから溶けるのか
まずは自分自身をよく知ることが第一歩

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