日本文化サロン 穏の座 and 津の守

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【江戸の誘惑】瑞祥新春

穏の座:芸者イベントは1月8日から。

津の守:芸者イベントは114日から。

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【江戸の誘惑】第一九一号 2024.01.05
癸卯 十一月二十三日 有明月

冬至(とうじ)
末候:雪下出麦(ゆきわたりて むぎのびる)
雪が降り積もる地域が多くなる時期で、その雪の下で春に向け麦の芽が生じている様子を表します。

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瑞祥新春
新しい年を言祝ぎ(ことほぎ)、お慶びを申し上げます。
本年もどうぞお付き合いください。

今年は波乱の幕開けとなりました。
金沢にも新潟にも友人がいて、本人たちは無事なのですが建物などは被災しています。
私にできることは、できる限り身の周りの経済を回して、必要な時に支援できるようにすること。
日常の経済を回すこと。

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年初なので今年の干支のお話を。
↓イベント告知の後にどうぞ。
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穏の座

新年は1月7日(日)より営業いたします。
7日10:00から「煎茶稽古」11:00から「習字の時間」。
8日は貸席。
9日から通常営業で平日12:00ー17:00ランチ&カフェ。
17:00-25:00バータイム。

1月9日20:00から恒例の「新年のお座敷」です。
20時から23時くらいまで芸者衆が出の衣装(お正月の正装)で穏の座にやってきます。
お客様が集まったら「新年のお座付き」というお正月の踊りを披露します。
芸者衆のいる時間帯は通常のご飲食代にプラス10,000円です。
芸者衆へのご祝儀は別途、ご自由にどうぞ。
予約は不要ですが、満席でしたらごめんなさい。

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津の守


1/14(日) 「芸者の衣装と季節のお話〜正月から節分のお話」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/05032193309092

芸者の第一礼装。
正月に着る黒留袖を「出の衣装」と言います。
その衣装やお正月独特の髪飾りなどについてもお話しします。

OPEN 13:30
START 14:00
CLOSE 15:30
料金:8,800円(税込)
芸者:ふみ枝、よし子

衣装着付けの実演もあります。
お正月の衣装の時にしかしない帯結び「柳」をご覧にいれます。
最後は赤坂芸者、よし子姐さんに三味線を弾いていただいて、
お正月のお座付きを賑やかにご覧に入れます。

チケットはこちらから。
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/05032193309092

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1/14(日) 「芸者さんと楽しく宴席しましょ」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/14550005022218

芸者さんの入る宴席をご一緒に楽しみませんか?
前売りチケットなので安心してご参加いただけます。
お食事とワンドリンク付き。
追加のお飲み物もいろいろご用意しております。

OPEN 16:00
START 16:30
CLOSE 18:00
料金:22,000円(税込)
芸者:ふみ枝、よし子

チケットはこちらから。
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/14550005022218

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年初なので今年の干支のお話を。


今年の干支は「甲辰(こうしん)(きのえたつ)」
干支は十干十二支のこと。
干支は、中国の古い思想である「陰陽五行思想」に基づいた60年周期で循環する「暦」の一種です。

陰陽五行によると。
「甲」は十干の1番目、生命の循環で1番目の位置で、生命が誕生した状態のこと。
日本語で「きのえ」と読んで「木の兄」と書く。
「木」は生長、柔和、曲直、春の象徴。
「兄」=「陽」で、積極的とか大きいといった意味があります。
つまり「甲」は、急成長、寛大、屈曲、発展といったことを表しています。


辰、読み方は「しん」。
辰は日本では龍を当てていますが、本来「辰」は3月のこと。
辰は3月を表すといっても旧暦ですから、現在の感覚では4月くらい。
春真っ只中。

「たつ」と読むのは龍を当てているからです。

辰と言う漢字の成り立ちは、
二枚貝が殻(から)から足を出している形で「蜃(シン)」の原字。

蜃(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。
古代の中国と日本で伝承されており、龍とする説と巨大なハマグリとする説がある。
蜃気楼の名は「蜃(みずち)」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。 

このあたりが「辰」を「龍」とした所以かと思われます。

辰は「3月」のことでもあり、「房星」のことでもあり。
「房星」は中国古代の星座で、蠍(さそり)座の頭部にある四星をいいます。
また、天体そのもの。日・月・星の総称。

そして、辰は「房星」の支配する農業の時季に起因して「草木が芽を出して変化するとき、雷が震(ふる)うこと」とも。

「甲辰」という年は、
春の日差しが、あまねく成長を助く年。とされています。


ただし、これは旧暦でのお話しなので、今はまだ癸卯なのです。
旧暦だと年明けは2月10日。
今年は立春より正月が遅い「年内立春」です。


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今後のイベント開催予定
(リンク先はチケット購入です)
(詳細は https://tsunokami.tokyo/event をご覧ください)

1/26(金) 20:30「芸者Night〜グラス片手に唄と踊りとおしゃべりを〜」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/02211803010110

2/9(金) 20:30「芸者Night〜グラス片手に唄と踊りとおしゃべりを〜」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/92117203219510

2/22(木) 20:30「芸者Night〜グラス片手に唄と踊りとおしゃべりを〜」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/02121112161293

1/28(日) 15:00[「芸者さんと茶話会〜ティータイムショー〜」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/20202318309022

1/24(水) 18:30「お座敷の手引き」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/01933222104011

2/10(土) 「渋谷・円山町の芸者」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/29112043251122

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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
多くの方に支えられて過ごす、
この一日に感謝して本日の「江戸の誘惑」をお届けします。

塩見ふみ枝 拝

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