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メールマガジン バックナンバー
消費者にとって買い物は「面倒くさいもの」
ここ数年消費行動は劇的に変化し、追いつけなくなりそう
コロナもあり、ますます変わってきていると感じる
小売店や飲食店は、「お客様が面倒に感じることを少なくする」といった経営方針に変わってきている
商品をすぐ届けてくれる amazon
レストランの料理を家に持ってきてくれる uber eats
レンタルビデオ店に行かなくても見れる netflix
最近レンタルビデオ店が少なくなったとおもうのですが
普通のお店が通販を始めたり、いままで無かったことが進行している
お金を払って買い物をしなくなるわけではなく、買い物のプロセスが大きく変わってきてる
店に行くこと、商品の現物を見て買い物すること、現金で買うこと、さらには商品を自分で選ぶことも含まれる、これまで当たり前だったことが次々に省略されてきている
昔だったら、あの店、この店とブラブラ買い物を楽しんでいたようなことも、いまではネットで調べて現物をお店で見て買うという人も多くなっている。
価格を調べて価格対比することも簡単だから何件ものお店に行く必要がなくなった
こんなことは思いたくないことだが、わざわざ買い物に行かなくなり、実店舗は街から姿を消していく、人口が少なくなったこともあり、地方の商店街は「シャッター通り」が珍しくなくなっている
実店舗がなくなっても、買う場所がなくなるわけではなく、むしろどこでも買える時代が訪れようとしてる
昭和生まれの私はテレビでみたカッコいい俳優さんの着ているものは買う術がなく、悔しかったことがあるが、今はすぐにでもネット検索して手に入れることができる、すごーくいい時代
こんな中でなんでもある店、デパートのような形態はもう時代と合わなくなつていきそう、たくさんの中から一つの商品を選ぶことは、「面倒くさい」ことになってる。
だからわざわざ足を運ぶ価値のある店が生き残る時代になる。