白湯を飲んで身体の毒を出し、健康になりたい方には、「完全な白湯」を飲むことをお勧めします。
「完全な白湯」とは、風、火、水というエネルギーバランスが整ったものです。
完全な白湯を作るのは簡単です。でも、ちょっとしたコツがあります。

「完全な白湯の作り方」
＜用意するもの＞きれいな水、やかん
＜作り方＞
①やかんに水をいれ、強火にかけます。換気扇を回すようにします。
②沸騰したらふたを取り、湯気が上がるようにします。大きなアワがブクブク立っている位の火加減にします。
③そのまま10～15分沸かし続けます。
④沸いた白湯を飲める程度に冷まして、すするように飲みます。残りは保温ポットに入れておくのがおすすめです。

＜飲み方＞
★すするように、ゆっくり飲む
一度にガブガブ飲むのではなく、体に負担をかけないようにすすりましょう。

★朝起きて一番に飲む
150㎖位を５～10分かけて、ゆっくり飲みます。胃腸を温めて、体全体の代謝を上げていきます。白湯が老廃物を押し流し腸の中をきれいにします。排泄を促す効果もあります。

★体が重い人は食間にも飲む
食事と食事との間に、20～30分おきに一口、二口とすすります。胃や腸を温めて、消化力を上げる働きがあります。体調がよくなってきたら、朝の１杯と食事中に少しずつ飲むだけで十分です。

★量は1日700～800㎖に
白湯の飲みすぎはNGです。1日700～800㎖、これを大きく超えて飲むと、今度は腸の栄養が流されてしまい体内に吸収されなくなります。栄養不足に陥り消耗したら、かえって体の不調が起こります。何事もバランスが大事です。