mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
目的と手段を混同してませんか?
前回にプライベートでも仕事でもゴール設定が重要であるとお伝えしました
ゴール設定をする際に気を付けることの一つに
目的と手段を混同しないことがある
あたりまえのことだが
目的とは、「最終的に到達したいゴール」を指し、
手段とは、「ゴールを達成するためにのやり方、方法」を指します
目的と手段の間には主従関係が成立しています。本来的には、目的がなければ手段はありません。
いまあなたが行っていることで「手段」が「目的」に変わっていることはありませんか?
今回お伝えしたいのは、具体的に言えば、手段が目的化してしまうことの怖さについてです。
初めは明確に「目的」を捉えていたはずが、時間の経過とともに目的意識が薄れ、気が付いたら「手段」が「目的」になってしまっていた。
例えば
「ランニング」が趣味でトライアスロンに参加するまでになった私の話
健康で楽しい生活を送る(ゴール)に向かうのに、身体を鍛えるために「ランニング」という手段を選びました
走り始めてしばらくすると、思いのほか身体ができず、「ランニング」するのに必死になってきました
やがて、「より早く」とか「より楽に」とか「ランニング」に夢中になり過ぎて、どこに向かっているかを忘れ、気づいたら今月は500Km走ったとか、あらぬ方向に行ってしまった。なんてことがありました
その結果、健康のためにランニングを始めた人が、走りすぎて体を壊すこになりかねません。
本来の目的、健康で楽しい生活を送る(ゴール)にマイナスとして作用しかねない手段と目的の混同は気をつけたい
初心を忘れずにではないですが、結局最終的にどうしたいのかを強くイメージしておくことが大事です。