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メールマガジン バックナンバー
「やる気」スイッチってあるんだ
Q 毎日がやる気がでないのでどうしたらいいですか
よくある質問ですね
この記事を読んでるあなたも、「毎日なんかつまらないな~」「やる気ないな〜」なんて思うこと以外と多いですよね。
だけどそんなことを思っているあなたもそんなとき本当は、バリバリ、ガツガツやり切るぞ、終わらせるぞと無意識に思ってませんか。
そもそも、やる気なんて感情は勝手に自分が作り上げた感情です。
実際に、周りを見てください。やる気がなくボーっとしてるひともいるし、忙しくわき目もふらずに仕事に邁進しているひともいますよね。「この仕事面白い」「人生サイコウ」って叫んで毎日やる気満々で生きているひともいる。
このように、あなたの人生の中でも大半が、やる気がある、なしではなくて毎日を過ごしている人が多いのではないでしょうか、私も同じでやる気がある、なしで生きてはいません
やる気がないと思ってしまうあなたも、普通のひとなんです。だれもが、あなたと同じように楽しく、やる気があって過ごしたいと思っていながら、ため息ばかりの毎日を過ごしているのです
やる気が起きないからといって、自分を責める必要はありません。「長い人生にはそんな時もある」と前向きに捉え、心身が疲れたときはゆっくり休みましょう
やる気とは、また、やる気がないの対処など考えてみました
先ほど言ったようにやる気は自分で作った感情と書きましたが、やる気という言葉はやる気のない人、もしくはやりたくない人によって作られた虚構なんです
ひとは行動を起こすからやる気が生まれる生物です
こんなことありませんか
朝起きて、「今日はなんだかやる気が起きないな...」と思う時、
あれこれ考えず、とにかく布団から出て動き始めてみる となんか気にならなくなる
歯を磨き、顔を洗い、朝食を食べ、身支度をするなど、いつものルーティンを"思考停止"に近い形で黙々としていくことで、やる気が生まれる
脳は「こんなに活発に動いているんだから、やる気があるんだな」と判断をします。
それで、自然とやる気がわいてくるように感じます。
仕事、勉強、家事 などやりたくないことも、最初はいやでも、やり始めると気分が乗ってきてその行動の結果やる気と考えるだけなんです。
つまり、やる気がないと思い、または思いたくて行動を起こさないと、やる気がないという虚構を心の中に作ってしまうのです。
やる気がないから行動を起こせないのではなく、行動を起こさないからやる気がでないのです
なんか禅問答みたいですが、やらなければならないときほど、考えずにやり始めることが解決の早道です
やる気は行動をすると自然に生まれるものです
脳の働きのやる気スイッチ「淡蒼球」を活性化するのです
脳の大脳基底核の一部である「淡蒼球(たんそうきゅう)」は、その働きから、通称“やる気スイッチ”と呼ばれます。
淡蒼球から信号が送られることで、やる気やモチベーションが湧くという仕組みなので、「やる気が起きない=淡蒼球が動いていない」状態と言えます。
淡蒼球は自分の意志では動かすことができませんが、以下のような行動をすることで活性化できます。
・体を動かす
・いつもと違うことをする
・報酬(ごほうび)を与える
・やる気がある自分になりきる
・やるべきことを紙に書き出してみる
例えば、ランニングの練習でやる気がなくなったら
よくやってたのは、終わったらおいしいステーキ食べに行くと報酬を設定するとか
ウェアー、シューズを新しくして、カッコいい自分になる
たまに、山を走りに行く、いつもと違うこと
さらにはランニングノートをつけてた距離、速さ、心拍などを記入して目標を明確にしてた
何からすればいいのか判断できないときにおすすめなのが、紙にやるべきことを書き出す方法です。
・やること
・いつまでにやるなどの期限
・優先順位
そうすることで頭が整理され、未来や結果へのいいイメージを持ちやすくなります。
ある種「脳をだます方法」ですが、かけるコストや労力も少なく、気づいたら前進しているというメリットの多い方法です。
やる気を左右する脳の働きを活性化するのは脳そのものではなくて体なのです
やる気スイッチはとりあえず行動すること