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キッチン蒸留のすすめとブレンドについて
これまで、キッチン蒸留®︎におすすめの
ハーブ ベスト10を紹介してきましたが、
最終回では キッチン蒸留®︎のブレンドについて
触れたいと思います。
単体での蒸留に慣れてきたら、
ぜひ試していただきたいのが「ブレンド蒸留」です。
いくつかの素材を組み合わせてキッチン蒸留®︎すると
どんなことが起こるのでしょう?
単体では出すこののできない奥深い香りや味わいを
生み出すことができます。
新しい香りと味の誕生です。
新味覚発見!
また、お互いの長所を引き出し合って
そこが増長したり、
どちらかが相手を持ちあげたり
などといったことも起こります。
一方、どちらの味も独立した状態で
存在するということも。
このようなことを上手く利用すると、
「味や香りを舌だけでなく脳に焼きつける」
ことができるのではないでしょうか。
「記憶に残る食事」には、
その場の雰囲気、空気感、音楽やおしゃべりに加えて、
香りや味のペアリングが大切な要素なのだと思います。
そういえば昔、母から、
お出汁をとるときは、 植物性のもの(昆布)と
動物性のもの(カツオ厚削りや煮干し)
とを合わせたほうが旨味が増すのよと教わりました。
今でもかならずそうしていますが、
これもフードペアリングということですね。
グルタミン酸とイノシン酸が出会って
そこで相乗効果が生まれ、旨味が増す。
組み合わせって大切なのですね。
キッチン蒸留®︎での素材の組み合わせ、
つまりブレンドも、あれこれ試してみると、
本当に色々な香りが誕生します。
例えば、食べ物の相性の良い悪いは化学物質によって決まる
という説が、長年唱えられてきています。
つまりは、食品に含まれるの化学物質そのものの味や、
味を感じる舌のセンサーへの作用によって、
相性が決まるという説です。
人によってもちろん好みの違いはあれど、
赤ワインにはお肉、
白ワインには魚といった具合に、
多くの人が「相性が良い」と感じる食べ物の
組み合わせがあるということは事実です。
この説では、「同じ化学物質を持っている同士」が
相性が良いとされてきましたが、
「同じ化学物質を持っている同士」より、
「違う物質を持ち合わせる同士」のほうが
美味しいと感じる という実験結果が出るなど、
簡単なことではないようです。
食文化の違いや遺伝的要素なども絡み合ってくるため、
嗅覚や味覚を刺激する強度が異なることも原因なのでしょうね。
そう考えると、 一般的な相性の良し悪しはあれど、
キッチン蒸留に選ぶブレンド素材には
そこまで神経質にならなくても良いと考えています。
まずは試してみること
これはとても大切なことです。
精油同士の好みのブレンドだから
と言う理由でもよいですし、
たまたま中途半端な量が残っているからブレンドに使う、
そんな理由でも良いと思います。
その結果、好みの香りが誕生したらラッキーということです。
キッチン蒸留は、
誰もが自宅のキッチンで行うことができる 蒸留法です。
アロマセラピーの世界で、
精油と芳香蒸留水を抽出する 技術の1つとして
知られる水蒸気蒸留法を、
家庭のキッチンで再現したものです。
お鍋のような蒸留器を使って行います。
少ない量のハーブからでも30分という短時間で効率よく
芳香蒸留水(ATRウォーター)がとれるように、
協会オリジナルの蒸留器"ATR POT"を開発しました。
蒸留によって得られたATRウォーターを飲んだり
料理に用いたりできるよう、
また、蒸留のみならず調理器具としても使用できるよう
食品衛生法の認可も得ている蒸留器です。
キッチン蒸留という手段で、
●ATRウォーター(アートゥルウォーター)
●アフターATR(アフターアートゥル)
●ATRストック(アートゥルストック)
この3つを手に入れることができ、
これらを食を含む日々の生活の様々なシーンで 活用します。
つまりは、
香り×栄養素×機能性成分に分けて活用する
という新しい考えです。
食と香りの2つの側面からアプローチする
家庭でできる健康美容法”キッチン蒸留”をスタートすると、
お庭で育てているハーブや、冷蔵庫にあるお野菜、
果物の 活用範囲も広がり、
より豊かな毎日を送れますよ。
より暮らしに密着した 生活密着型のアロマセラピーなのですから。
ATRPOTは 下記から購入いただけます。
https://ec.tsuku2.jp/items/02171542410920-0001