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農について役だった情報
たまちゃんです。
最近は、
農業に関する本を読み漁っているのですが、
とても参考になり、
かつ内容がウェブサイトでタダで見れる
ものがあったのでシェアしますね。
近畿農政局整備部、という
行政のサイトなのですが、
http://www.maff.go.jp/kinki/seibi/midori/index.html
このサイトをわかりやすくまとめて
一冊の本にしたものを僕は読んだのです。
「誰もが知っているはずなのに誰も考えなかった農のはなし」
株式会社オルタナティブコミュニケーションズ 金子照美著
サイトの内容は、ほとんどこの本の内容が
そのまま出ているので、時間がある人はちらっと
見てみてくださいね。
この本の中で、僕が「へ〜!」と改めて学びになったことを
いくつか挙げてみたいと思います。
・この地球上で最も大きくて、どこでもいつでも、しかも
全く無料で手に入れることのできるエネルギーは、、、?
太陽エネルギーである。
・太陽エネルギーを地球上に蓄積できるものは植物だけ!
・農とは太陽エネルギーを化学エネルギーに変える仕事。
・食物連鎖とはエネルギーの循環のこと。
・人間の進化を農を基準にしてみていくと、とても新鮮な
発見があった。
・日本の農の歴史は稲作の歴史と重なる。
・コメは太陽エネルギーを転換する効率が良く、しかも
保存がきく素晴らしい食べ物である。
・国土も農を基準に作られてきており、日本の国土の
発展は農に支えられてきた。
こうして書くと、なんだか社会の教科書に出てくる
みたいでちっとも面白みがないけど、
なんか今の僕の中で大切に感じているものと
とても繋がったんですよね。
農ってやっぱりとても大切。
食べて生きていくことがすべての基本。
だけど、食べていくこと=お金を稼ぐこと。
これが当たり前の世の中になっている。
でも、この本を読んでやっぱりそうではないんだと
わかったな。農を仕事にする、つまり農業は誰でも
できないだろうけど、農はできるよね。というか
みんなやるべきだと思う。特にこれからの子供達は
自分で自分の食べ物を作ってみる経験がとても
大切だと思う。
自分で食べ物を育ててみたら、いろんなことに
気づける気がするよ。
地球上にはすでに無料でたくさんのエネルギーが
溢れていて、何かを買わないと手に入らないと
すぐに考えてしまうのはおかしいんだということ。
自然が作り出してくれるエネルギーの循環を人間は
邪魔しちゃいけないということ。
自然界に無駄なものはなく、誰かが不要になったものは、
誰かが利用できるもので、次の生き物が利用できるような
形で引き継がなきゃいけないということ。
独り占めしても腐っちゃうから、余ったら分け与えて
お互い様の精神で生きる方が幸せだということ。
自分が何かを食べるということは、他の生き物からの
エネルギーをいただいて生かされているということ。
こういうことをさ、
小難しくなく、楽しみながら、実践を通して教えて
くれるところだったら、不登校の問題とかも減るかも
しれないよね。
そういう場が作りたい。
そんなことを企んでいるこの頃です。
玉川広志
P.S.これから新米の季節だよね。今回おすすめした
本を読んで、お米農家の方は日本の歴史を継いだ
素晴らしく崇高な仕事だと認識を新たにしました。
僕の友人が新潟の棚田でおいしいお米を作って
います。新米予約受付中です。
https://goo.gl/Mn8XSk