今日は商品名についてのお話です。

当店では、袋の裏面に商品名を記したシールを貼っています。
時に、このような記載がないでしょうか。
「○○○ＡＡ」「△△△Ｇ１」「□□□No１」などなど

これは、各国で定めたコーヒー豆のグレード表示です。

このグレードは国ごとにより違い、
・栽培地の標高によるもの
・コーヒー豆のスクリーンサイズによるもの
・欠点数によるもの
などなど

アフリカのケニアやタンザニアは、スクリーンサイズを採用しています。大きな豆ほど評価されます。ＡＡは最も大きなサイズのものです。当店では、「ケニア　マサイＡＡ」が該当します。

同じアフリカでも、隣国エチオピアでは、欠点豆数でグレードを表します。Ｇ１～Ｇ５と、当然欠点豆数が少ないほどグレードは高くなります。当店では、「エチオピア　イルガチャフィＧ１　ナチュラル」が該当します。そのほかインドネシアでも採用されています。「マンデリンＧ１」などです。

中米では標高を指標としています。標高の高いものほど上位にランクされます。表記は国ごとに違うのですが、グアテマラでは、最高級グレードの豆は標高１３５０～１５００メートルで収穫されたものと決められており、ＳＨＢ（ストリクトリー・ハードビーン）と呼ばれます。

これに対し、味わいそのもので評価しようという動きが近年盛んです。スペシャルティコーヒーの分野が広がっています。

■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
│ コーヒーストーリー・ニシナ屋　ツクツクサイト
│ 珈琲物語ツクツク版
│https://tsuku2.jp/coffee-story/
│
│コーヒーストーリー・ニシナ屋
│https://coffee-story.jp/
■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓