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IVYファッション
最近IVYファッションがまた見直されてる
背広の標準は3っボタン段返りが普通
大昔VANという会社が一世を風靡してた
IVYが流行り
洋服の着方も教えられた
そのころの「ドレスコード」
ジャケットを着るならネイビーのブレザー
しかも3ボタン段返り、フックベント胸には刺繍のエンブレム
そういうコード
コンブレはカッコ良かった
靴はペニーローハーで決めて
1¢をどこからか調達して、サドルにはさんでいた
その当時アメリカ製は買えず
後にコールハンのペニーローハーを買ったら
日本人の甲高、幅広でなく履いている最中いつも足が痛かったことを思い出す
痛くてもそれが誇らしかった
「コード」とは規定・決め事のこと
仕事の「コード」もいろいろあるが
私は洋服選びと同じに「カッコいいか」「カッコよくないか」
「美しいか」「美しくないか」という尺度が好き
「そんな尺度は経済活動ではない」といわれそうだけど
しかし今、お客様はお店、会社を選ぶ時に
こんなことが非常に重要な尺度になっている
なんでそれを選択したのか尋ねると
「安い」「便利」ではなく
「カッコいい」なんていうのが普通に帰ってくる
商品・サービスの価値は
「機能価値」その商品が果たす機能面の価値、硬い、柔らかい、大きい、
「情緒価値」それを買った時、利用する時に気分を良くしてくれる感情的な価値
今は商品、サービスが溢れています
それも「品質の良いもの」で満ちています
品質・性能に問題があるものを探すほうが難しい
「品質の良さ」だけでは勝負にならなくなっています
つまり「機能価値」では選ばれなくなっています
当たり前の機能価値に
デザインの美しさに加え使っている時気分がいいと思える
情緒価値が重視されてる時代です
カッコいいと思う心大事にしませんか