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保険で生涯の保障、貯蓄を考える方は要注意。
https://president.jp/articles/-/40802
こんばんは。
皆さんが入っているであろう、生命保険。
日本人は世界でも有数の保険好きです。
何かあった時の保障と、老後の資産形成等の必要性から、必要以上に手厚い保険に入っている方も多いのではないかと思います。
しかし、今後の医療体制の変化に伴い保障内容が劣化することもあり、「若い時から一生涯の保証を」と考えることは、これからは好ましくありません。
https://president.jp/articles/-/40802
入院患者の平均在院日数を確認すると、この20年で半減しており、それに伴い、入院給付金の価値も半減しています。
また、今までは手術により直していた病気なども、今は投薬により治るケースも出てきており、給付金が払われないケースもあるのです。
元々、保険におけるお金の流れは、簡略化すると「保険料-保険会社の経費・収益=各種給付金」となります。
この経費部分が保険料の30〜50%程度にまで存在し、「お金を失いやすい制度」として保険は存在していると言ったも過言ではありません。
一生涯にわたり利用するのは賢明でないことはお分かりでしょう。
また、資産形成を目的として貯蓄性保険も、お金を貯めるのには適切ではありません。
こちらも手数料等の諸経費が高く、デメリットは大きいのです。
保険会社は魔法の運用方法を持っているわけでもなく、一気にお金が増えるわけでもありません。
短期での解約は、元本割れの危険性もございます。
そもそも保険会社に勤めている人にとっても、勧めてくる保険に入っていない、というケースもざらにございます。
勧めてくる側も、保険で生涯の保障、資産形成は不要と考えている人が多いことの表れでしょう?
ではなぜ、勧めてくるのか?
それは販売時に得る保険会社からの手数料が、高額な商品になればなるほど手厚いものになるからです。
では誰に相談したら良いのか?
一般の人が、適切な選択をするためには、保険販売による報酬を得ていない有識者に相談料を払って助言を求めるのが無難だと思います。
保険の見直しにより、保険料を大幅に削減(適正化)できる人は多いはずです。