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第6回 『大腸と小腸はこんなに役割がちがう』
こんにちは菜の花くらぶです。本日は『大腸と小腸は、こんなに役割がちがう』をお話しします。「腸」は大きく分けると小腸と大腸があり、
それぞれの役割があります。
小腸は、十二指腸、空腸、回腸で構成され、主な役割は、胃で消化された食べ物をさらに消化し、栄養素を吸収することです。
食べ物は4時間くらいかけて小腸を通過し、この間に主要な栄養素はほとんど吸収されます。免疫を担うもの主に小腸で、全身のリンパ球の
約60%が小腸の腸管に集中しています。大腸は、結腸(盲腸・上行・横行・下行・S状)と直腸からなる器官で、主に排泄を行います。
小腸で吸収されず残った食べカスは、ドロドロの液状になって大腸に送られ、一般的に18時間以上かけて結腸を通過します。その間に少しずつ
ミネラルが吸収され、残ったカスは次第に固まって便となり、直腸に下りてきます。
ある程度の量の便がたまったところで便意が起こり、排泄されます。食べ物の中に含まれる食品添加物や残留農薬などの有害成分、体内で
生まれる毒素の多くも、老廃物となって
大腸にたどり着き、便となって体外に出ます。悪玉菌、善玉菌などの腸内細菌がすみついているのは主に大腸で、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを整える、免疫を増強するなどの作用があります。ただ、腸内環境が悪化すると、毒素や発がん物質をつくり出してしまうことも
あります。
次回は『大腸の動きが悪くなって起こる病気』をお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました!(^^)
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