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富士山、登頂しました。ご来光を見た瞬間、なぜか涙が出ました。

いつも増田高濃度温泉をご利用いただき、ありがとうございます。

前回のメルマガでお伝えした富士山登山。

7月8日、9日の2日間、私が会長を務める横須賀青年八日会のメンバーと、日本一高い場所からのご来光を目指してきました。

当初は15名で登る予定でしたが、直前に1名がキャンセルとなり、実際に富士山へ挑戦したのは14名。

そのほかに、登山はしないものの、応援と観光のために参加してくれたメンバーが6名いました。

今回は、総勢20名での富士山例会です。

結論からお伝えします。

無事に、富士山頂でご来光を見ることができました。

ただし、想像していた以上に過酷な登山でした。

まずは6合目でバーベキュー

7月8日、登山組の14名は、富士山6合目にある
**「里見平★星観荘」**に到着しました。

そこで、まずはバーベキュー。

これから富士山頂を目指すというのに、みんなで肉を焼き、楽しく食事をしました。

この時点では、まだみんな元気です。

笑顔もあります。

会話も弾みます。

しかし、食事のあとに取れた仮眠は、わずか1時間ほど。

そして、午後8時30分。

いよいよ山頂を目指して、登山を開始しました。

6合目からの弾丸登山

今回は、6合目から山頂を目指す弾丸登山です。

歩き始めたばかりの頃は、

「まだ大丈夫」

「意外といけるかもしれない」

と思っていました。

しかし、標高が上がるにつれて、徐々に足が重くなり、息も苦しくなってきます。

眠い。

寒い。

足が痛い。

そして、なかなか山頂に着かない。

前回のメルマガで、

「20代で登った時も、登っている最中はあまり面白くなかった」

と正直に書きましたが、今回も、やはり楽ではありませんでした。

むしろ46歳になった今回は、20代の頃よりも、はるかに厳しかった気がします。

本八合目で、3名がリタイア

本八合目まで来たところで、3名の会員が体調や体力を考え、そこで待つ決断をしました。

登山では、無理をしないことも、とても大切です。

山頂まで行かないという判断は、決して恥ずかしいことではありません。

自分の体と向き合い、安全を最優先にした、勇気ある英断だったと思っています。

実は、その時、私自身もかなり限界でした。

正直に言います。

私も、本八合目で待ちたかったです。

もし自分が会長でなければ、

「私はここで待っています」

と言っていたかもしれません。

それほど、体力的にはギリギリでした。

それでも、会長として登りたかった

今回の富士登山では、山頂で新入会員の認証式を行うという目的がありました。

新しく仲間になった2人を、日本一高い場所で正式に迎えたい。

それが、今回の企画を立てた時からの私の思いでした。

会長として、ここで自分が諦めるわけにはいかない。

その気持ちだけで、一歩ずつ足を前に出しました。

格好よく聞こえるかもしれませんが、実際は、

「あと、どれくらいなんだ」

「もう十分じゃないか」

と、何度も心の中で弱音を吐いていました。

それでも、仲間と声を掛け合いながら、何とか山頂へたどり着くことができました。

ご来光を見た瞬間


そして、富士山頂で迎えたご来光。

空が少しずつ明るくなり、雲の向こうから太陽が姿を現した瞬間、久しぶりに泣きました。

なぜ涙が出たのかは、自分でも正直よく分かりません。

肉体的な疲労は、限界に近い状態でした。

会長として、

「自分は登らなくてはいけない」

という思いもありました。

今年1月に亡くなった父のことも考えました。

父がこの景色を見たら、何と言うだろう。

そんなことも考えました。

そして、なぜか2人の息子にも、この景色を見せたいと思いました。

いつか一緒に登れたらいいな。

その一方で、

「妻はさすがに、ここまでは登れないだろうな」

などと、妙に現実的なことまで考えていました。

疲労、責任、父への思い、家族への思い。

いろいろな感情が一度に押し寄せてきて、気がついたら、勝手に涙が流れていました。

富士山頂での認証式

ご来光を見たあと、予定どおり、新入会員2名の認証式を行いました。

日本一高い場所で、新しい仲間を迎える。

きっと本人たちにとっても、私たちにとっても、一生忘れられない認証式になったと思います。

山頂まで登ることができた仲間。

本八合目で待つ決断をした仲間。

登山には参加せず、応援と観光で一緒に来てくれた仲間。

それぞれの立場で、この富士山例会を支えてくれました。

今回の例会を企画してくれた、若手幹事の2人へ

今回の富士山例会は、私一人の力で実現したものではありません。

この企画を考え、準備を進め、当日まで動いてくれたのは、若手幹事の2人です。

富士山に登るとなれば、参加者の取りまとめ、宿泊先の手配、移動、装備、安全面など、考えなければならないことがたくさんあります。

表からは見えない部分で、かなりの時間と労力を使ってくれたと思います。

会長として、心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

今回の登山メンバーも、八日会の若手が中心でした。

苦しい場面でも声を掛け合い、周りを気遣い、自分たちで考えて動く姿を見て、

「若手が、しっかり育ってきているな」

と感じました。

会長としては、とても頼もしく、うれしいことです。

八日会も少しずつ、次の世代へバトンを渡す時期が近づいているのかもしれません。

ただ、その一方で、山を登りながら思いました。

「まだまだ、若い連中には負けらんねーな」

と。

体力では、正直かなり厳しくなってきました。

若手の軽やかな足取りを見ながら、

「こっちは46歳だぞ」

と心の中で言い訳もしました(笑)。

それでも、会長として先頭に立ち、最後まで登り切る姿は見せたい。

世代交代は大切です。

若手には、どんどん前へ出てもらいたい。

しかし、簡単に道を譲るつもりもありません。

若手が育ってきたことを喜びながら、自分自身も、まだまだ成長していきたい。

今回の富士登山で、そんな気持ちも強くなりました。

登ったら、下りなくてはいけない

山頂に着いた時は、

「やった。終わった」

と思いました。

しかし、富士登山は山頂に着いて終わりではありません。

当然ですが、下山しなくてはいけません。

そして、この下山がまたつらい。

登りで使い切った足に、下り坂の衝撃が容赦なく襲ってきます。

会員の一人は、無事に山頂でご来光を見たものの、下山中に足を痛めてしまいました。

最後は、なんと、

馬で下山しました。

費用は、

25,000円。

山頂までは自分の足で登りましたが、帰りは馬。

富士山では、体力だけでなく、お財布にも余裕が必要だということを学びました(笑)。

全員が戻ったのは、午前10時過ぎ

7月9日。

登山組全員が五合目まで無事に戻ったのは、午前10時を過ぎた頃でした。

みんな、身体はボロボロです。

足を引きずっている人。

その場に座り込む人。

しばらく動けない人。

笑顔というより、放心状態に近い人もいました。

それでも、応援と観光で参加してくれた6名の仲間に迎えられ、全員が無事に戻ってこられた時には、心からほっとしました。

登った14名。

応援に来てくれた6名。

企画してくれた若手幹事。

立場は違っても、総勢20名でつくり上げた例会だったと思います。

素晴らしい例会になりました

楽しかったかと聞かれれば、登っている最中は、正直それどころではありませんでした。

眠い。

寒い。

苦しい。

足も痛い。

何度も、

「なぜ自分は富士山にいるんだろう」

と思いました。

それでも、仲間と一緒に限界に挑戦し、山頂でご来光を見て、新入会員の認証式を行うことができました。

若手の成長を感じることもできました。

そして、自分自身も、

「まだまだ負けられない」

と思うことができました。

身体は全員ボロボロでしたが、本当に素晴らしい例会でした。

富士山は、やはり特別でした

20代の頃にも富士山へ登り、ご来光を見ました。

その時も、とても感動しました。

しかし今回は、会長としての責任、仲間への思い、父のこと、家族のこと、そして八日会のこれから。

いろいろなものを抱えて登った富士山でした。

だからこそ、今回見たご来光は、以前とはまったく違う景色に見えました。

もう一度登りたいかと聞かれたら、今すぐには何とも言えません(笑)。

ただ、このメンバーで富士山に挑戦できたこと。

みんなで無事に帰ってこられたこと。

若い世代の頼もしさを感じられたこと。

本当によかったと思っています。

富士山頂から見たご来光は、間違いなく、私の人生の中で忘れられない景色になりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

増田高濃度温泉
増田英彰

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