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それでも、もう一度富士山へ

増田高濃度温泉の増田です。

突然ですが、7月8日、9日の2日間で、富士山に登ります。

今回は、私が会長を務めている横須賀青年八日会のメンバー15名で、日本一高い場所からのご来光を目指します。

私にとって、富士山は今回が初めてではありません。

学生時代は登山が好きで、八ヶ岳に登ったり、屋久島の縄文杉を見に行ったりしていました。

20代の頃には富士山にも登り、山頂でご来光を見た経験があります。

こう書くと、

「増田さんは登山が得意なんですね」

と思われるかもしれません。

しかし、正直に言います。

20代で登った富士山は、とても大変でした。

そして、登っている最中は、あまり面白くありませんでした。

いや、かなりつまらなかった記憶があります(笑)

ご来光を目指して夜中に登るため、周りは真っ暗です。

雄大な富士山の景色を眺めながら登るわけではありません。

見えるのは、遠くの夜景と、自分の足元ばかり。

一歩ずつ、ひたすら上を目指します。

苦しい。

寒い。

眠い。

景色もほとんど変わらない。

「どうして自分は、こんなことをしているのだろう」

そんなことを考えながら登った記憶があります。

それでも、山頂で迎えたご来光は、本当に素晴らしいものでした。

真っ暗だった空が、少しずつ明るくなっていく。

遠くの空が赤く染まり、雲の向こうから太陽が昇ってくる。

その瞬間、それまでの苦しさも、つまらないと思っていた気持ちも、一気に吹き飛びました。

あのご来光の感動は、今まで生きてきた中でも、間違いなくベスト3に入ります。

何がそれほど良かったのか。

太陽そのものが特別だったのか。

苦しい思いをして、ようやくたどり着いたから感動したのか。

今でも、うまく説明することはできません。

ただ、

「この景色を見ることができて、本当に良かった」

と思ったことだけは、今でもはっきりと覚えています。

あれから20年以上がたち、私は今年46歳になりました。

そして今年は、横須賀青年八日会の会長を務めています。

今回の富士登山は、私が企画したものではありません。

横須賀青年八日会の比較的若い幹事2名が、

「みんなで富士山に登りませんか」

と提案してくれたことから始まりました。

その話を聞いた時、私は素直に、

「それは面白い。ぜひやろう」

と思いました。

横須賀青年八日会には、さまざまな年齢や立場のメンバーがいます。

普段はそれぞれの仕事を持ち、経営者や後継者として忙しい毎日を過ごしています。

そんな仲間たちが、仕事を離れ、同じ目標に向かって一緒に富士山へ登る。

会長として、これほど八日会らしい企画はないと思いました。

そして、若い幹事から出てきた提案を、単なるアイデアで終わらせず、実現させることも会長の役目だと思いました。

そこで、私はメンバーに向けて富士山の魅力をかなり熱く語りました。

「日本で一番高い場所から見るご来光は、本当に最高だ」

「日本人なら、一度は富士山に登った方がいい」

「横須賀青年八日会の仲間で一緒に登れる機会なんて、これを逃したら、もうなかなかないかもしれない」

そんなことを、かなり力説しました。

その結果、15名ものメンバーが参加することになりました。

若い幹事2名が企画を提案し、会長の私が皆をあおり、気がつけば15名の大所帯です(笑)

自分でさんざん富士山の良さを語っておきながら、今になって少し不安になっています。

20代の時でも、あれだけ大変だった富士山です。

46歳になった今、無事に登ることができるのか。

高山病は大丈夫だろうか。

足は最後まで動いてくれるだろうか。

そして、夜中の登山中に、また、

「やっぱり富士山はつまらないな」

と思うかもしれません。

しかも私は会長です。

メンバーに向かってあれだけ熱く語った手前、簡単に弱音を吐くわけにもいきません。

途中で私が一番先に、

「もう帰りたい」

と言い出したら、

「会長、話が違うじゃないですか」

と言われてしまいそうです(笑)

とはいえ、会長だからといって、無理をして先頭を歩き続けるつもりはありません。

今回の一番の目標は、15名全員が無事に帰ってくることです。

全員で山頂に立ち、ご来光を見ることができたら最高です。

ただ、富士山では天候や体調によって、思いどおりにいかないこともあると思います。

無理をしない。

仲間の様子を見る。

自分の体調にも正直になる。

苦しい時には声をかけ合う。

誰かが遅れたら、置いていかない。

会長として先頭に立つというより、全体を見ながら、みんなで力を合わせて登りたいと思っています。

そして、今回の企画を提案してくれた若い幹事2名には、本当に感謝しています。

若いメンバーから出てきた提案に、先輩たちが乗り、一緒になって挑戦する。

それもまた、横須賀青年八日会の良いところだと思います。

私一人では、46歳になった今、もう一度富士山に登ろうとは思わなかったかもしれません。

横須賀青年八日会の仲間と一緒だからこそ、挑戦できる機会なのだと思っています。

もしかすると、一番最初に弱音を吐くのは私かもしれません。

それでも、15名で富士山に挑戦した時間そのものが、きっと横須賀青年八日会の忘れられない思い出になるはずです。

まずは安全第一。

全員で無事に帰ってきて、次回のメルマガでご報告できればと思います。

果たして、46歳の会長・増田は、無事に山頂までたどり着けるのか。

そして、横須賀青年八日会の仲間と一緒に、もう一度、人生ベスト3に入るあのご来光を見ることができるのか。

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