哲学堂鍼灸院

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完全栄養食は身体に良いのか?

こんにちは。
東京都中野区にある哲学堂鍼灸院 院長の井上です。

前回は、
缶詰は身体に良いのか?についてお話しました。

今回は、
完全栄養食についてお話します。

某食品メーカーから
『完全メシ』の名前で、日本人の食事摂取基準で設定された33種類の必須栄養素を、普段の食事と変わらない美味しさでバランスよく摂取できる完全栄養食が販売されていますがご存じですか?

この『完全メシ』は、
たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素が理想的な比率で調整された上に、ビタミン・ミネラル・必須脂肪酸も過不足なく含まれているそうです。

更に、
従来の栄養食にありがちだった、栄養素独特の「苦み」や「エグみ」を、独自の技術でカバーして、通常のカップ麺やカレーと遜色ない「ジャンクでガッツリとした旨さ」を実現しているとの事です。

そんな『完全メシ』は、本当に身体に良い食事と言えるのでしょうか?

この『完全メシ』でいう、
三大栄養素の理想的な比率=PFCバランスとは、

1日3食を摂る設定で、
その中の1食分の必要量として、タンパク質20%、炭水化物55%、脂質25%で計算されたものです。

しかし、
このPFCバランスとは、あくまでも「カロリーの割り振り」に過ぎず、食事の「質」や他の必須栄養素が考慮されている訳ではありません!

そのために、
同じPFCバランスでも、タンパク質をハムやソーセージで摂るのと、鶏肉や大豆で摂るのでは、身体への影響は大きく変わってしまうのと同じことが『完全メシ』でも起きてしまうんです。

また、
炭水化物にしても、砂糖や白いパンで摂るのと、玄米や大麦、芋類で摂るのでは大きな違いがあるし、脂質にしても、揚げ物の油や植物油脂を摂るのと、青魚の油(DHA・EPA)やオリーブオイルなどで摂るのとでは、健康への影響が大きく異なってしまいますよね。

そういった事を踏まえ、
『完全メシ』の原材料表示を見ると、一般的なカップ麺と同様に多くの食品添加物が使用されています。

具体的には、
ビタミン・ミネラル類を加えるために、ナイアシン、ビタミンB6、炭酸Mgなどが大量に入っている他、

味や食感を整える添加物として、調味料(アミノ酸等=うま味調味)や乳化剤、増粘多糖類、カラメル色素などが使われています。

また、
「完全メシ」は栄養バランスが完璧に見えますが、ベースがラーメンやカレーであるために、塩分や脂質、飽和脂肪酸などが高めになってしまう傾向があります。

更に、
本物の生野菜や果物に含まれるポリフェノールや酵素、最新科学でまだ解明されていない微量成分などいわゆる、フィトケミカルなどの不足が指摘されています。

そして、
添加物や加工された食物繊維の配合の影響で腸内環境の悪化が心配されます。

そういった訳で、
忙しくて時間がない時や、ラーメンが食べたいけど、栄養も気になる時などに、通常のカップ麺やコンビニ弁当を食べるよりも健康的だと言えますが、「自炊が面倒だから、3食すべて完全メシにする」という使い方は新型栄養失調や消化機能低下のリスクがあり危険といえます。

なので、
忙しい日のランチや、ジャンクフードが食べたくなった時の「防衛策」として活用するのが、最も有効かと思います。


次回に続きます・・・


PS:発酵発芽玄米
発酵発芽玄米の一番の特徴は何と言っても発酵させることで爆発的に増大した「天然の植物性乳酸菌」の数です。
そして発酵させることによって劣っていた玄米の食味を向上させ、白米を超えるほどの美味しさに!
完全栄養食とも言われる発芽玄米の栄養価を何倍にも高め、さらに2億4千万個/25g(通常の玄米と比べて約10万倍)という驚異的な乳酸菌量を実現した発酵発芽玄米は、いわば発酵技術の歴史が生んだ究極の食品です。

https://ec.tsuku2.jp/items/20212002281962?t=3&Ino=000020404200

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