哲学堂鍼灸院

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缶詰は身体に良いのか?

こんにちは。
東京都中野区にある哲学堂鍼灸院 院長の井上です。

前回は、
養殖の魚は身体に良いのか?についてお話しました。

今回は、
缶詰についてお話します。

缶詰を作る時は、
空気を抜いて密閉してから加熱するため、ビタミンやミネラルなどの栄養素が中に残ります。

但し、
水溶性ビタミンなど水に溶けるものは、缶の中の汁に溶け出しているので、缶の汁も捨てずに摂らないと全部の栄養は摂れません。

また、
缶詰は「完全に密封して高温殺菌」しているため、保存料や殺菌料などの添加物は基本的に使われていません。

そのために、
意外と身体に良いのでは?と思われるかもしれませんが・・・

缶詰の危険性は、
「缶のコーティング剤から溶け出す化学物質(BPA)」
「特定の魚介類に含まれる水銀やヒスタミン」
「味付け缶詰の塩分・脂質の過剰摂取」
の3点に集約されます。

BPAとは、
缶詰の内面コーティングに使われるエポキシ樹脂の主原料となる化学物質です。

人体に悪影響を及ぼす恐れがある「内分泌かく乱物質」として、近年その危険性が問題視されています。

BPAは、
体内で女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをすることが分かっています。

そのため、
ごく微量であっても長期間摂取し続けると、以下のようなリスクが指摘されています。

⒈胎児・乳幼児への発達影響
子供の脳や神経系の発達阻害、行動異常を誘発するリスクなど。

⒉生殖機能の低下
男性の精子減少、女性の不妊や再発性流産のリスク上昇など。

⒊生活習慣病の誘発
代謝機能が乱れることによる肥満や糖尿病のリスク。

⒋発がん性のリスク
乳がんや前立腺がんの発症との関連性が指摘されている。

特に注意が必要な缶詰は、
トマトやパイナップルといった酸性の強い食品や、油分の多い食品は、製造時の加熱処理によって、BPAが微量に溶け出すことがあるので注意が必要です。

近年では、
海外製品を中心に「BPAフリー」と記載された缶詰も増えているので、BPAフリーの缶詰を選ぶと良いですね。

有害重金属については、
マグロやカジキなど、食物連鎖の上位にいる大型の魚の缶詰(ツナ缶など)には、微量の水銀が含まれます。

また、
サバやイワシなどの青魚の缶詰は、開封後に常温で放置すると「ヒスタミン」というアレルギー様物質が増殖し、頭痛や蕁麻疹の原因となるので注意が必要です。

そして、
サバの味噌煮や蒲焼きなどの味付け缶詰は、塩分や砂糖、脂質が多く含まれています。

カンズメに使われる塩は、
もちろん、身体に有害な、NaClの純度の高い食塩なので、あまり多く摂らないようにしたいですね。

という訳で、
缶詰は栄養素が多く残っていて、保存料などの添加物がないために、身体に良い食品と思われがちですが、身体に悪影響を及ぼすリスクもあるので、あまり頻繁に食べない方が良いと言えますね。


次回に続きます・・・


PS:カツオの和だし生姜煮こごり風
一本釣りのカツオと高知県産の生姜をじっくり煮込みました!!
アレルゲン不使用お惣菜缶詰です。無着色・無香料!化学調味料不使用!

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