mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
【連載】vol.22「 他人箱」
こんにちは。
北海道では寒暖差の大きい日々が続いていますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
梅雨入りしている地域もあるかもしれませんね。
どうぞみなさまご自愛ください。
このメルマガでは毎月1回、
私、ストレングスジャーナリストのこぼねあみが、
書道家関吉久美さんにインタビューを実施し、
その内容を記事として配信しています。
これまで語られなかった、関吉久美さんの内側を
お伝えしていく場です。
メルマガ記事第七弾。
テーマは
「他人箱」
では早速始めていきましょう。
[はじめに]
今回の記事では、人付き合いの話を進めていく上で、
気になったことの質問から、
久美さんの、人からの言葉の受け取り方を
新たに知ることができました。
以前から、久美さんには他の人の言葉に影響されない
『つよさ』のようなものを感じていましたが、
その理由が判明しました。
それを皆様にも、知っていただけましたら幸いです。
ぜひ最後まで、ご覧ください。
[森三中の大島さんのようになりたい]
Q:久美さんは、好きな人っていますか?あ、人間的に好きな人です。
A:え〜難しいな…。
こんな人になりたいなって人は、森三中の大島さんです。
なんか可愛くない?優しそうだし。
「やってやろうじゃねーの」みたいなところも面白くて好き。
夫の鈴木おさむが出会ってすぐに「結婚します?」って
言ったのに対して
「してやるよ!」って返して結婚したのとかも、おもしろいよね。
ああいうふうになりたいな〜って思うよ。
頭がいいって感じで、こう、ちゃんと場を把握していて。
あとね、鈴木おさむのインスタを追ってるんだけど、
あの家族はすごく仲が良くて、よく旅行に行くの。
その様子がよく出てくるんだけど、すごくママをしてる。
ちゃんとママなのに、テレビではその感じをみせないよね。
ママタレとして売ってないところもいいなというか、共感というか。
母親であることは、仕事には関係ないのさ。
その線引きの仕方が、私と似てるなとも思う。
Q:そうなんですね!大島さんが好きとは意外でした!
線引きというと、久美さんはご自身と他人との線引きが
明確なのかなという印象があるのですが、
他人に期待をしないというか…。
A:うん、期待…はしないよね。
期待って、「こうあって欲しい」って願いじゃん?
願いなんか、ないもん。
[他人に求めるもの]
Q:他人に何か求めてますか?
A:なんにも求めてないよ。
生きててくれればいいけど。
Q:誰にも何も求めてないですか?
A:逆にさー、何を求めるの!?何をして欲しいの?笑
…ねえ、みんな、どうして欲しいの?知りたい!!
Q:「褒めてもらいたい」とか…
私の場合はですが、褒めてもらえてやっと、
人の役に立っているのかなと思えたり、
ここにいていいんだと安心感を得たり…
A:えー不思議。
私の中でね、日本語の「わかる〜」は、
“理解”と“共感”に分けて使ってるんだけど、
今の話は“理解”も“共感”もできない笑。全然わからない笑。
例えば私って、どう褒めてもらえるの?
Q:自分のやりたいことをやってる、教え方が上手、
たくさん面白い話をしてくれる、相談にのってくれる、
素晴らしいアート作品をたくさん生み出されている…とか。
A:あ、それは褒めてるの?
なんか、それって事実を言われてるだけですけど、って感じ。
ここにフィナンシェがありますね、
これはドーナツですね、
こっちはチョコですねっていうことと、同じ感じ。
(※フィナンシェは久美さんの大好物)
箇条書きで事実を言われているだけ。
例えばあみちゃん(筆者)だったら、
メガネが似合ってるねとか、可愛いねとか、
お話聞くの上手ですねとか、会って話すと元気になれるよね、
文章を書くのが上手だね、とかってことでしょ?
これは事実だよ?特徴を言ってるだけ。
Q:なるほど…確かにそうですね…でもそれを、
「いやいやいや」と否定してしまい、受け取れないんですよ。
「全然私はまだまだです」という感じで。
自分が褒めて欲しいポイントと、
褒めてもらえた内容が一致していないと受け取れないんです。
A:おぉ〜、全然わかんない!笑
言われた人がどう思ってるかとか関係なく、
ただ事実を言ってるだけなんだよ。
Q:そうですよね、でも、自分の中では、
それを事実として認識できないというか…。
「私はこれができてる」と思えることと、
褒めてもらえたことが一致していないと、
安心して受け取れないんです。
A:あーわかってきた。
それは、物事に“良い”か“悪い”をつけてるんでしょ?
「文章を書くのが上手だね」に、レベルつけてるんだ。
超上級と、低級とか。
それで、自分の思ってるレベルと、
褒めてもらった言葉のレベルを比べてるんじゃない?
私には、そのレベルを比べることがないな。
人が言ってること、つまり褒めてくれてることは、
人からもらったことだから、
自分の中の尺度には入れてない。
受け取ったものを入れておく、箱が違うの。
[『他人箱』]
自分の中に、自分なりのレベル分けがあるのはいいのさ。
例えば「久美さんの作品て素敵ですね」と言われた時に、
自分自身は素敵だと思っていなくてもいい。
ただ、素敵と言ってもらえたことは事実だから、
それは、私は『他人箱』に入れるの。
いちいち自分のレベルと比較していたら疲れるわ。
Q:そうなんですよ!疲れるんです!!
わーでもそうか、なるほど、人から言われる言葉は、
「上手だね」であろうが、「ダメだね」であろうが、
それは相手から見えている事実なので、
言葉の意味通りに受け取るのですね。
それを言われて、自分がどう思うかとかではなくて。
ということは、人から言葉をもらうことによって、
褒められて嬉しいとか、
認められたいと思うような気持ちもないですか?
A:無いね。「褒めてよ~」と思う気持ちがない。
褒められなくても、認められなくてもいいべさ。
認められたいってなんだ…?
私は誰に認められたいんだ?
Q:久美さんが新たなターゲットとしているイタリア人の大富豪ですか?
A:ビジネスの面で、収入の量が、認められているということと
比例していると定義するなら、うん、そうだね。
イタリア人の大富豪に認められて、作品が購入されれば、
収入が増えるからね。
あみちゃんは、認められると、何の量が増える感じ?
あ、あみちゃんは、言葉が欲しいんじゃない?
Q:そうです!!正直、仕事をして得たいものとしては、
褒めてもらうとか、言葉が8割です。
久美さんは、言葉は必要ないですか?
A:うん、私は言葉はいらない。
金さえくれれば。笑
言葉じゃ食えないから、
かなり割り切ってる。
[キャッシュ10割]
私は言葉はいらないの。
なぜなら、『他人箱』があるから。
他人からの言葉は、『他人箱』に直行です。笑
「上手だね」も、「下手だね」も、
全部『他人箱』に入れて、受け取ってる。
言葉では、飯は食えないから。
仕事においては、キャッシュ以外は関係ない。
身にならないし、嬉しくもない。
嬉しい気持ちになって、500円玉とか1,000円札がぽろっと
出てくるなら、嬉しい気持ちにもなるよ?
でもそれはないからさ。
アンケートとかはもらうけど、
それは掲載することで次のキャッシュに繋がるからね。
それでいちいち嬉しいとかはない。
Q:仕事=キャッシュを得るためにすること、ですよね?
とすれば、いい作品ができて、嬉しいとか、
いいのができた〜と思うことは、仕事ではないですか?
A:違う。逆。
キャッシュになるものしか、書かないから。
Q:な、なるほど…。
今、久美さんの生活の中で、お仕事は何割ですか?
A:1割。
(ヒィ!いちわり!?)(筆者悲鳴)
あとはもう、のんびり過ごしてます。
今はちょうどバスケのトーナメントが始まったからね…
全試合観るのに超忙しいわ~!
(※久美さんは大のバスケ観戦好き)
[おわりに]
人から言われた言葉は、その言葉の意味通りに『他人箱』に蓄積され、
それは自分を評価する材料とはならない。
自分自身を評価するのは、人からの言葉や何かではなく、
あくまで、自分の中にある基準。
その自分が基準とするものを持っていることこそが、
久美さんに感じる「つよさ」なのかなと感じました。
また、今回の記事を通して、改めて久美さんが多くの方に
慕われている理由の一つがわかった気がします。
ご覧いただいた通り、久美さんと筆者の捉え方には、
大きな違いがありました。
ですが、久美さんはその違いを全く否定せず、
「わからない」とは、はっきりおっしゃった上で、
自分がわからないこと、自分にはない考えに
“共感”はできないとしても、“理解”を示そうとしてくれる。
その誠実な姿や安心感が、多くの方の心を掴んで離さないのだと、
そう感じた今回のインタビューでした。
今後もこのようなインタビューを通して、
久美さんの真実に迫っていきます!
どうぞお楽しみに!
本日も読んでくださり、ありがとうございました。
【関吉久美のアンサー】
先日のTBS「水曜日のダウンタウン」で
「悩みが1つもない人、見つけるのムズイ説」というのを
娘と観ていました。すると娘はすぐに
「これ、お母さんじゃん!お母さんに会ったらすぐ終わるね!」と。
「説」ってことは、ほとんど皆さん、悩みあるんですね…
そっちにびっくりです。何をそんなに悩むっていうのさ~?!笑
自分で解決できることと、できないことがあって、
できることはやればいいし、できないことは諦めるしかないべさ?
さっさとやれよーーーー!さっさと諦めれよーーーー!笑
…ってずっと思ってますけど、みんな、やらんのですよ。
諦めないんですよ。
だから、私は最近、人から諸々相談された時
「これをやれ!」とも「無理だ!諦めろ!」とも
明言しないことにしてます…。
悩みは解消してほしくないみたいです。笑
人に判断してほしいくせに、人の言うこときかない…
人の評価を気にするなら、人の言うこともきいてほしい…笑
アドバイスや具体的な方策は、もちろん聞き入れますよ!
私、ものすごく素直なんです~
すぐやります!
ちなみに、先ほどのテレビ番組の結果は、
「589人聞いたら4人いた」でした。
悩みのない人は、0.6%ということです。(番組調べ)
私って結構、レアな人間なんですね~!笑