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納豆は身体に良いのか?
こんにちは。
東京都中野区にある哲学堂鍼灸院 院長の井上です。
前回は、
輸入果物は身体に良いのか?についてお話しました。
今回は、
納豆についてお話します。
納豆の発見は諸説ありますが、
中国から稲作と大豆が伝わった弥生時代に、わらが敷かれた竪穴式住居の床に、煮こぼれた豆が落ちて自然に発酵したという説や、
聖徳太子が愛馬に煮た大豆を与え、残りをわらで包んで吊るしておいたところ、納豆ができたという伝説などがあります。
しかし一番の有力説は、
平安時代に、武将の源義家が奥州へ向かう途中、軍馬の餌である煮大豆の残りをわらの俵に詰めておいたところ、馬の体温で発酵して糸を引く納豆になったという説です。
納豆に必要なものは、
大豆と納豆菌なのですが、この納豆菌は自然界の土壌や植物などに生息していて、特に稲わらに多く生息しています。
日本の稲わら1本には、約1000万個の納豆菌が休眠状態で付着していると言われています。
納豆菌は非常に生命力が強く、
環境が悪くなると「芽胞(がほう)」というシェルターのような殻を形成し、100℃の熱湯で煮沸しても死滅せず、胃酸にも耐えて生きたまま腸に届きます。
伝統的な納豆の作り方は、
大豆を洗い、10〜15時間水に浸した後、指で簡単に潰れるまで柔らかく煮ます。
その後、稲わらで「わらづと(大豆を包む器)」を作り、沸騰したお湯でわらづとを10分間煮沸消毒します。
そして、
熱い状態の煮大豆を、水気を切ったわらづとに手早く詰め、40℃前後の環境をキープし、24〜48時間保温します。
その後、
糸が引いたら冷暗所で1日寝かせて、味を落ち着かせたら完成となります。
では、
現在の納豆はどのように作られているのでしょうか?
現代の工場では浸水・蒸煮・納豆菌の噴霧・パッケージングまでが完全に自動化されています。
これにより、
人件費を抑えつつ大量の製品を短期間で出荷できる仕組みになっています。
また、
安定して短時間で発酵を完了させるために、純粋培養された強力な納豆菌を使用し、温度や湿度を精密に管理しています。
それでは、
現代の納豆製品のどんな所に問題があるのでしょうか?
問題その1は、
使用している大豆です。
一番良いのは、
国産の無農薬大豆を使っているものですが、外国産の大豆だと、農薬や除草剤の残留量が問題になるし、遺伝子組み換え大豆なども当然、身体には良くないですよね。
問題その2は、
納豆に付属しているタレやからしに含まれている添加物です。
納豆のタレには、
旨味を強めるためにグルタミン酸ナトリウムなどのアミノ酸等や、
保存性を高めたり、味を調えたりするために使用される酸味料やアルコール。
安価で強い甘みを出すための果糖ブドウ糖液糖などが入っています。
納豆のからしには、
からし特有の鮮やかな黄色を出すための着色料や適度な粘り気を出すため増粘多糖類。
辛味を強化するために加えられる香辛料抽出物などが入っています。
せっかく身体に良い物を持っている納豆を食べるのに、一緒に沢山の添加物を食べてしまうと、身体に良い効果も台無しです。
なので、
私は納豆を食べる時は、一緒に入っているタレやからしは使いません!
納豆と卵、まともな醤油を入れて食べます。
という訳で、
納豆を選ぶ時は、なるべく国産の無農薬大豆で、可能ならば、自然の納豆菌を使っている物だと身体にとても良いです。
しかし、
自然の納豆菌(天然の稲わら等に付着した野生の菌)だけで作られた納豆は、市販の99%以上の納豆とは一線を画す幻の納豆です。
残念なことに、
全国でも数軒の限られたメーカーしか製造していません。
なので、
納豆の良い作用を活かすためには、国産無農薬大豆の納豆で、付属のタレやからしを使わずに食べることをおすすめします。
次回に続きます・・・
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