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輸入果物は安全なのか?
こんにちは。
東京都中野区にある哲学堂鍼灸院 院長の井上です。
前回は、
練り辛子は身体に良いのか?についてお話しました。
今回は、
輸入果物の安全性についてお話します。
そもそも、
日本列島に古くから自生している果物は、梨、柿、栗、アケビや木苺などです。
そして、
弥生時代〜奈良時代に大陸から持ち込まれたのが、桃、梅、柑橘類などです。
この辺りの果物は、
古くから日本人に親しまれて来た果物たちです。
そして果物の輸入が本格化したのは、明治36年に台湾から神戸港にバナナが持ち込まれて以降、盛んになりました。
その後、
リンゴやサクランボなどの「西洋果樹」の苗木が欧米から大量に導入され、国内での本格的な栽培が始まりました。
では、
そもそも果物は身体に良いのでしょうか?
基本的に、
東洋医学の視点では「果物は体を冷やす性質(陰性)を持つものが多い」とされています。
特に暑い地域で採れるものや水分が多いものは、その作用が顕著です。
体を冷やす果物は、
バナナ、パイナップル、マンゴー、スイカ、メロン、キウイ、梨、柿などが挙げられます。
ちなみに、
比較的体を冷やさない果物は、リンゴ、ブドウ、サクランボ、桃、プルーン、みかんなどです。
現代の果物の問題点は、
品種改良により非常に甘くなった為に、果糖が多く含まれていることによって、肝臓に大きな負担をかけるということです。
なぜ肝臓に?
と思うかもしれませんが、
ブドウ糖(グルコース)は全身の細胞でエネルギーとして使われるのですが、果糖の大部分は「肝臓」でしか代謝できません。
そのために、
一度にたくさん果糖が入ってくると、肝臓はフル稼働を強いられ、オーバーワーク状態になってしまいます。
その結果、
果糖(フルクトース)の摂りすぎは、アルコールと同じくらい肝臓に負担をかけることになってしまうのです。
その上、
輸入の果物となると、
収穫後の長距離輸送中にカビを防ぐため、OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリルなどの防カビ剤が使用されます。
さらに、
日本の残留農薬基準は諸外国に比べて緩く、特に輸入果実に関しては「食品添加物」という名目で防カビ剤も使われるので、毒性が強いです。
具体的なリスクとしては、発がん性や催奇形性の危険があるとされています。
そのため、
どうしても食べるなら、
皮を厚く剥く、または重曹や専用の洗剤で徹底的に洗うことが望ましいですが、基本的には輸入果物は避ける方が良いでしょう。
レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系や安価な輸入バナナは、輸送中の腐敗を防ぐため、大量の防カビ剤や殺菌剤が使われるので注意が必要です。
そう言った意味では、
果物を食べるなら、
無農薬・固定種の国産品のもの、肥料や農薬に頼らない自然栽培の果物を、旬の時期に食べることをおすすめします。
無農薬の果物を手に入れるには、地元の「農産物直売所」や「道の駅」、化学農薬や化成肥料を原則使わずに育てられたJAS有機マークなどを目印にすると良いですね。
次回に続きます・・・
PS:【バナナ 2〜3房3kg】沖縄の太陽と大地と海の恵み無農薬バナナ
沖縄のサンゴ礁由来でミネラル豊富な土壌と、さとうきびの葉がらなどの地域資源を有効活用し、環境に配慮した持続可能な方法で栽培しています。長年にわたり無農薬栽培を続けてきた農家が試行錯誤の末にたどり着いたのは、肥料を使わずに沖縄の土壌環境のポテンシャルを最大限に引き出すようにして、人にとっても必要なミネラルやビタミンを作物に与える栽培方法です。
この手法により、甘みと酸味の絶妙なバランスに加え、濃厚な香りと深いコクが特徴です。