羊飼い丸岡

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羊飼いから「うさぎ飼い」へ

おはようございます。羊飼いの丸岡です🌱🐑

今日はまだ表では言えない「裏話」……「うさぎイベント」の企画についてお話しします。

その前にお知らせです。

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1. 羊に魅せられた2人がおくる『ウールの世界』
日程: 2月14日(土)・15日(日)
場所: リテイル(一宮市)

今週末開催! 羊毛から手紡ぎした糸や、ヴィンテージウールセーターが並ぶポップアップイベントです。
羊に魅せられた2人が作り出す、冬の暖かな世界。ぜひ遊びに来てください🐑
[詳細はこちら (@irodoriyarn_sheep)]
https://www.instagram.com/irodoriyarn_sheep/


2. 豊田スタジアムで編み会🧶『スタジ編む』
日程: 2月21日(土)
場所: 豊田スタジアム(名古屋グランパス試合前)

なんと、スタジアムで編み会です!⚽️🧶
羊たちも応援に駆けつけます。当日飛び込み参加も大歓迎!「サッカー×編み物」という異色のコラボを楽しみましょう。
[詳細・お席の予約はこちら]
https://forms.gle/HFk1TN1mCcTBkuet8

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さて、ここからが本題です。

まだ公開できない、水面下で動いている「うさぎイベント」の企画について。

かなり苦戦してます

今までのノウハウが通用しない。

今日はそんな、現在進行形の苦悩を共有させてください。

***

今、次の新しいイベントとして「うさぎフェス(仮)」を企画しています。

羊飼いとして、これまで様々な企画を作ってきました。

「羊がウサギに変わるだけでしょ? いけるいける」

そう思っていました。

はい、完全に舐めてましたね。

文化が、全く違うんです。

羊の世界って、「環」なんですよね。

羊がいて、
育てる羊飼いがいる。
毛を刈る人
紡ぐ人
編む人
着る人
そしてまた羊へ。

羊から人へと手渡されながら形になっていく。

そこには自然と「感謝の循環」が生まれるんです。

「羊毛を育ててくれてありがとう」

「きれいに編んでくれてありがとう」

イベントも、その循環を確認し合う「お祭り」のような場所になります。
みんなで集まって、ワイワイ語り合うことが目的になる。

でも、うさぎの世界は違いました。

「個(飼い主)」と「個(ペット)」の世界、つまりは「線」なんです。

「うちの子が一番かわいい」

「うちの子に似合うグッズが欲しい」

飼い主さんと、その子のための世界。
そこで完結しているんです。

もちろん、それが悪いわけではありません。
文化が違うだけです。

でも、イベントを主催する側として見ると、これが本当に難しい。

既存のうさぎイベントの成功法則を聞いてみました。
答えはシンプルです。

「有名な作家さんを呼べばいい」

人気作家さんのブースには長蛇の列ができる。
開始と同時にみんながそこにダッシュする。
お目当てのグッズを買ったら、それをSNSに投稿して満足する。

...なるほど。

これは辛い。


ただ場所を貸して。
有名な人を呼んで。
行列を作って。
利益を上げる。

確かに勝ち筋のある王道な手段です。


ただ、このやり方には限界があります。
有名な作家が来なければ、終わりが来る。

前回よりも集まりが悪ければ、イベントの価値が下がる。

運営は常に「期待」を背負わされ、いつか燃え尽きて自然消滅する。
まさに典型的な消費社会の構造です。


僕が常に意識しているのは、人と動物との関わりの再構築です。

不要だとレッテルを張られた「羊毛」に、再度人との繋がりを結んでみたり。

私は飼育員としての役割を果たすために、
イベントの設計にはだいぶこだわっています。

そこに「循環」や「繋がり」がなければ、続かないしやる意味がないとさえ思っています。



さて、うさぎの世界でそれをどう表現すればいいのか。

正直私には、うさぎに対する熱量が足りません。

なので、私の中には問いもなければ答えもないのです。



そこで今、ウサギ作家の方たちと一緒に議論しながら、
イチから企画を構築しています。


羊飼いだからこそ作れる、新しい形の「うさぎイベント」。

行列を作るだけじゃない、
ウサギを通して、自然と人が集まる場所へと。

その時は、「また変なこと始めたな」と笑ってやってください。

ではまた🌱🐑

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