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EFFEからの週末便り:生産者さまの想いと共に

Buonasera!
沖縄市山内のイタリアンレストラン EFFE の山﨑です。

去る1月15日、「令和7年度 県産農林水産物・食品の域内流通強化支援事業」
産地訪問バスツアー第2弾(中部編)に参加してきました。

料理人として、日々扱う食材が
“どんな場所で、どんな想いで育てられているのか”
その背景に触れることは、料理の深みをつくる大切な時間です。

今回は、識名農園さん、うりずんファームさんを訪れ、
その後ダカーポ食萄にて、佐渡山畜産さん、喜納農場さんの
プレゼンテーションを伺いました。
その一日を通して感じたことを、少し綴らせていただきます。


🌱 識名農園さん(うるま市勝連南風原)
最初に訪れたのは、有機JAS認定を取得し、
化学肥料や化学農薬を使わない農業を続けている識名農園さん。

“使わない”という姿勢にとどまらず、
地域の資源を活かし、自然の循環を壊さないように工夫された畑づくりが印象的でした。

トマト、ミニトマト、インゲン、タマネギ、ナス、ピーマン、オクラなど。
多品目を丁寧に育てながら、出荷先は県外が中心。
それでも、今後は県内とのつながりを増やしていきたいという想いを伺いました。

畑に立つと、風の匂いと土の温度がそのまま伝わってきて、
“素材の背景を知る”ということの意味を改めて感じる時間でした。


🥬 うりずんファームさん(沖縄市池原)
次に訪れたのは、軽石「パミスサンド」と自家製堆肥を使った
計画栽培を行う、うりずんファームさん。

サラダ菜、ハンダマ、ワサビ菜、フリルレタス、山東菜など。
地元密着で、地域の食卓に寄り添うような野菜づくりを続けています。

産直市場等での販売で、地域の顧客を中心に人気があるものの、ホテル業との接点が
これまで少なかったとのことで、「これから積極的に意見交換をしたい」という前向き
な姿勢が印象に残りました。

畑の空気は、作り手の人柄がそのまま表れるようで、
“距離の近さ”を感じる訪問でした。


🚐 ダカーポ食萄へ移動
畑から室内へ。
空気が変わり、ここからは「言葉を受け取る時間」へ。


💬 佐渡山畜産さん(肉のサブロー)
和牛の肥育・販売を行い、焼肉店「肉のサブロー」も運営する佐渡山畜産さん。

経産牛・未経産牛を飼育・繁殖し、仔牛をせりに出す他、自社生産の牛肉を提供する
焼肉店も経営。ニーズに合わせた柔軟な対応をされているとのこと。

新規取引への意欲も強く、誠実な姿勢が伝わってきました。
現場のリアルな声を聞くことで、肉の背景がより立体的に感じられました。


💬 喜納農場さん
先ず印象的だったのが、喜納農場さんの講話。

「料理の先にある記憶まで届けたい」

言葉の一つひとつに、豚を育てるという行為への深い敬意と、
料理人との関係を“チーム”と捉える姿勢がありました。

農場HACCPを取得し、沖縄在来種アグーとランドレースの交雑豚「喜納あぐー」
を生産・飼育。県内外に広く取引を行っている。
素材の力を信じ、「一緒に価値を育てていける飲食店と向き合いたい」考えに、
強く心を動かされました。


🤲 おわりに
産地を巡り、生産者の言葉を受け取り、
料理人としての視点がまた一つ深まった一日でした。

素材の背景を知ることは、料理の深みをつくること。
EFFEの皿の上にも、今回の学びを静かに反映させていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Ci vediamo presto,
山﨑 裕由

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EFFE ~officina e cucina~

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