書道家 関吉久美

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【連載】vol.11金を使え!(2025年8月25日記事)

ストレングスジャーナリストの小保根亜美です。

今回は前回のインタビューの続きをお届けします。
札幌は8月の後半に入り、朝晩は肌寒さを感じますね。秋が近づいていることを実感します。
今月のテーマは…金を使え!ぜひ楽しみに読み進めていただけたら幸いです。

はじめに
前回のインタビューでは、会社名の由来やJAPAN EXPOに出店されるお話を伺いました。
その話の流れから、今後の活動やビジネスにおける考え方などについてもお伺いすることができました。

いきなりですが、あなたは、お金を使っていますか?
今回のテーマを「金を使え」にした背景は、彼女との会話の中にあります。
なぜ、金を使ってほしいのか。その理由は実は、「仲間になってほしい」からだと言う。
その真意をぜひ、確かめてきてください。

今後の展望…?
Q.JAPAN EXPOは今年の大きなイベントの一つだと思いますが、この先のことはどうですか?
5年後とかはどのように考えてますか?
A、えーもう考えるのやだ〜しんどい〜。やらなきゃならないことが未来にある人は、しんどいって感じないんだよ。
子育てしなきゃとか、子どもが巣立つまでは、とか。でも、私はもうやらなきゃいけない人でもないからさ。

Q.おぉ!そうなんですね!!やり残したこととかありますか?
A、ないよ、ない!!もうやり尽くした!やり尽くしたというか、諦めたというか。
諦めたというとマイナスなイメージだけど。知っちゃった。いつまでも期待していない。
先輩たちが、いい意味でバタバタ諦めてる。必死さがない。これはいいこと。すごく心地が良い。

これだけ稼がなきゃ!とか、仕事を成功させなきゃとか!
これ絶対売れるはず!とかもうない。もういろいろがんばってきた。
そして、今周りに事業を始めましたという人が多い。サラリーマンから独立しましたとか。
ありがたいことに、若い人が私のところに集まってくれてる。そして仕事の仕方みたいなことをざっくばらんに相談したりする。

私は少し先輩だから、色々経験もあるし、考え方を話すんだけど、
まぁ〜みんなお金を使わない。使わなすぎるという印象。
私もそうだったけど、個人事業主だからさ、財布一緒なんだよ。事業の売り上げと自分の生活のお金とかね。
だから、どうしても貯めたいじゃん?
貯めたいのはわかるんだけど、使わないと入ってこないじゃん。
こういう仕組みはまだピンときてないから、しょうがないんだけどね。経験がないから。

で、私はめっちゃ使ってきたの。
もう自分の貯金は必要ないから、自分の事業を回すというか、発展させるためにすんげえ使ってきたの。
でも、まだ彼女たちは使えてない。なんでも無料のものしか使ってない。それじゃダメだよって。
そして、それを伝えても、やらない。決めるのは自分だからいいんだけどどうしたいの?って思う。
ただ、使いたくない気持ちもわかる。
貯めておきたいもんね。でもやっぱり使わないとさ。

私はやったもん。そのおかげで今があると思ってるよ。
JAPAN EXPOの金額も聞いてないし、旅費も調べてないけど、申し込んでおくねって言われて、その後請求が来て金額知ったくらい。
バンっと使ってきた経験があるから、大体こんなもんでしょってのもわかるし。
『いくらですか?』って聞いて、金額を確認してからじゃだめなのさ。

Q.具体的にどんなことにお金を使ってきましたか?
A、例えば、めっちゃ具体的に小さなことで言うと、
仕事を取るとなったら、黙っててもこないから自分から営業して出向く。
じゃあどんな仕事なの?って説明しなきゃいけないから、
チラシなのかWebサイトなのかわからないけど、それを用意する必要があるとわかった。
そういう時に、自分でもできるけど、お金を使ってプロの人にお願いする。
名刺とかも、自分で家庭用のプリンタでもできるけど、でもそれじゃ、話を聞いてくれないってこともわかった。

だから、プロにお願いする。
営業したらホームページあるの?って絶対聞かれる。
そこで、ペライチの無料のでもいいけど、ちゃんとお金かけて作るの。プロにお願いして。
まあそういうことの積み重ねかな。でも今言ったことは、全部無料のコンテンツでできるの。

でも無料のものはバレるし、印象もよくないし、『この人お金ないんだ』って思われると、
仕事をもらえないってこともわかったから、全部お金出してやるの。

道外の教室だって、最初は赤字になりつつ行ってた。
でも、そこで「飛行機代とホテル代出せないから行けないです」って言って行かなかったらそれで終わりじゃん。赤字でも行ったから、今がある。あとは株式会社にするのも、
『何十万もかけられないから、細々とやるからいいの〜』
『個人事業主でいい』っていってたら、JAPAN EXPOにも行けない。
株式会社じゃないと、法人じゃないと、出せるブースの種類がちがうから、社長には会えないのよ。
だからそういうこと。そういうことを伝えたい。

Q.以前も、お仕事駆け出しの方のサポートをしたいとおっしゃっていましたね。
A、うん、だけどね、言うこと聞かないんだもん。みんな『お金がない』で終わっちゃうの。
イヤイヤあるでしょ。あるのさ。 でも『出したくない』っていうの。
それは覚悟だからさ、しょうがない。そこからはノータッチだけど。先に出す勇気、覚悟。
まあ、お金だけじゃなくて自分の時間もそう。自分の時間を先に差し出せるか。だからやりなさいって思うけど、もうやれないんだもん。言った通りやればいいんだけどな。「お金ない」で終わっちゃう。通帳全部持っておいでって言いたいよ。
『でもこれは子どものために〜、これは将来何かあったら困るから〜』って出さない。いや、”今が何かだよ!!”って、言いたい。

Q.”それを出しちゃったらそれ以上は入ってこないから出せません”って
言ってるようなもんですもんね。うまく行かなかった時にどうするんですか?って不安ですもんね。
それ以上稼ぎますって覚悟がないってことですよね?
A、そうそう。それもそうだし、先に出しちゃえば、やらざるを得ないもんね。
やらざるを得ない。だからまあ、ちょっとずつでいいんだけど、まあ最初はさ、名刺でもいいよチラシでも。
プロに頼んでごらんなさいって。
Canvaでもいいけど、一回頼んでみてって。そうしたら頑張るからさ。って言いつつ、私もCanvaでも作るけどね。笑

あとは、チラシとか印刷物とかデザインとか、そういうの今は誰でも自分でできる時代だけど、あえてプロにお願いするの。
そうしたら、お願いした会社の人が宣伝してくれるのよやっぱり。
それを、自分で作ってラクスルで印刷してると、やってもらえない。
『〇〇に配っておくよ〜』とか、『宣伝しておくね』って話になる。出せない気持ちもわかるよ。私もそうだったからさ。
子どものお金が〜
車で事故るかも〜
親の介護が〜とか。わかる。それで、そちらを優先しますっていう決断だったらいい。

だけど、旦那くらいは稼ぎたいです〜と言うのはどうなの?
旦那、どんな覚悟で仕事にいってると思いますか?って。会社で毎日、外で覚悟して戦ってきてるんだよ。

Q.久美さんは、そこでやるって決めて、やってきたんですもんね。その原動力はなんだったんですか?
A、え〜〜〜〜なんだろう。一つは根本的に、お金を貯めておくことに興味がない。
貯めておくことに全然価値を見出してない。だって貯めてもなんの役にも立たない。
だけど、使ったら役に立ってくれるだから、お金になることにバンバン使う。

あとは、雇用されたくないから、向いてないから、自分でやるしかないじゃんって。
自分でやるしかないってことは、ある意味覚悟で。
自分でやるしかないから、自分で起業して自分で立ってる人を、すごいかっこいいと思ってるから、
その人たちの話を全部聞いて、素直に全部真似するってことをしてきた。『真似する』はスタートだったなぁ。

本当に小さいところから始めたよ、真似は。
爪を綺麗にするところもそうだし。そういうことを真似してたら、うまくいった。

でもやっぱり一つ目かな。
とにかくお金を使うということ。服を買うとかではなくて、事業のためにお金を使う。
プロフィール写真も、iPhoneで友達に撮ってもらうのもいいけど、プロにちゃんとお願いしたい。
その人にお金を払いたいの。

Q.このような考えは子どもの頃からですか?自分で使うために、そもそも高校生の頃も稼いでいた?
A、自分で仕事し始めてから。自分でお金を稼ぐためにはどうしたらいいか、考えた。
雇用されたくないから、人の真似をしてやろうと思ってやった。

お金払って人にお願いした方がいいよねってところも真似した。
そうしたら、すごい気持ちよくて、事業も回る。ありがとうって言われるんだよ。
お金払ってお願いする側はこっちだから、こっちがありがとうなのに、ありがとうございますって言われる。
なんだこれって感じで、バンバンお願いするようになった。

Q.どうやったら久美さんみたいな人になれるんだろう。
なかなか「やりたい」と思っても、行動できずにいる人もいますよね。
夢を語ってるだけがいい人もいるかも知れませんね。
A、本音を言うとだよ、私の仲間になってほしいの。
こうやって動く人で、ある程度お金を稼いでる人に、仲間になってほしい。
HOW TOをお伝えしたらなれるから、仲間になれるって確信があるから。
なぜなら、私ができたから。

本当は首根っこ捕まえて、無理やりにでも同じことやれって言ったらできるけど、
それやったら嫌われるじゃん?
だからやらないけど。

Q.それで今まで一緒にやってきた方もいると思いますが、
そうできる方と、やらない方たちとの違いはなんだと思いますか?
A、二つ理由があって。そうは言ってもやっぱりお金を出したくない、出せないと思っちゃってる人。本当は出せるのに。

あとは私の話を信用していない…と言うか、信じてないというか。
『久美さんだからできたんでしょ』って言う人。私には向いてないとか、私のやり方にはあってないとか。

Q.久美さん、人とたくさん会われますよね。呼ばれるんですか?
A、呼ばれる。電話とかLINEとかが突然来る。だけど、電話とかLINEとか苦手だから、会って話そうってなる。
最近は年下が多いかな。意図してないけど。前は年上の人ばかりだった。私が話を聞きたくて。真似したくて。
でも、最近はあみちゃんもそうだけど、年下ばっかり。なんとなくでは会わない。ちゃんと目的があって会う。
ホームページ持った方がいいですか?とか株式会社にした方がいいですか?とかの答えは、LINEでは説明が難しいから
会って話しましょうってなる。

Q.会っている時間は楽しいですか?
A、うん、楽しいよ。だって仲間が欲しいから。
知らないだけで。知ればいいことじゃん?仲間になるには、お金を使えと。

Q.こういった久美さんの経験をお伝えする場面があったらいいなと思うのですが。  
A、いいや。いいの。もうさ、言ってもやらないから。笑本当に動く人にしか言いたくない。

さいごに
ここまでお読みいただいて、どのような印象をお持ちでしょうか。
ビジネスを自分で始めた方、雇われずにやっている方には、
響く部分や、納得する部分、ドキッとする部分があったのではないでしょうか。
また久美さんの、「金を使え」の根本にある「仲間を作りたい」という思いを感じていただけたでしょうか。
何をするのも、しないのも自分次第。ただ、やると決めたなら、やりたいなら、お金も使って、やろうよと。
前回の記事に登場した余市のワインを販売している方に久美さんは「まだ諦めてないんだね!だ青いね」と伝えたそうです。そうすると、言われた方は「諦めたくない」と言ったそう。うん、私も諦めたくない笑。ってことはまだまだやり切ってないってことです。まだまだ挑戦していこうと思います。 今回も読んでくださってありがとうございました。

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