mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
天然の甘味料は身体に良いのか?
こんにちは。
東京都中野区にある哲学堂鍼灸院 院長の井上です。
前回は、
一般的に、精製糖 (上白糖やグラニュー糖、三温糖) は身体に悪い砂糖で、非精製糖は、ビタミンやミネラルを含むので身体に良い砂糖だと言いますが、医学的な見地で言えば、残念ながらどっちも身体には悪いというお話をしました。
今回は、天然甘味料についてお話します。
代表的な天然甘味料は、
・はちみつ
・メープルシロップ
・ステビア
・羅漢果
・甜菜糖
・ココナッツシュガー
・エリスリトール
などが挙げられます。
これらの自然甘味料の中で、ステビアや羅漢果、エリスリトールは、カロリーがゼロで、血糖値の上昇も起こさないから、糖質制限やダイエットに良く、身体にも良いとされていますが、本当にそうなのでしょうか?
身体に良いか悪いかの基準は、天然由来かどうかは関係ありません!
天然由来なら身体に良いというのであれば、『塩』や『醤油』だって天然由来だから、どんな塩や醤油でも身体に良いことになってしまいますよね。
身体に良いか悪いかどうかは、その物が、地球上に自然のままに存在している形かどうか?が大事です。
『塩』の話と一緒で、
ステビアや羅漢果などをそのままの形で使うのではなく、抽出という工程を経て、糖分の純度を高めてしまうことによって、神経の興奮毒性を強める結果となってしまい、身体にはとっては有害になってしまうのです。
いくら『国内外の多くの研究機関で安全性が確認されています』と謳っていても、地球上に存在している形に手を加えて純度を高めてしまうと、地球上の物質で身体を構成している人間にとっては、有害な強い刺激となってしまうのです。
それなら、
『はちみつ』は蜂が作り出した自然のままの形態だから、身体に良いのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、はちみつは砂糖などよりは血糖値の上昇が緩やかとはいえ、血糖値は上昇します。
そして、
はちみつはその豊富なビタミンのおかげで、糖分を代謝する時に消費するビタミンを相殺することが出来るので、甘味料の中では身体への悪い影響が少ないのですが、日常的に身体に摂取して良い物とは言えません。
東洋医学では、
はちみつは身体が弱体化している状態の人に使われたりするように、『薬』として使われるほど、身体に対する影響力が大きい物なので、たまに食べるのはいいですが、毎日食べると、悪い影響も出てくるので注意が必要です。
とはいえ、
甘味料の中では一番身体への負担が少ないので、私も、砂糖の代わりに蜂蜜を使っています。笑
それでは、
近年、いろいろな食べ物や飲み物に使われている『人工甘味料』とは、一体、どんな物なのでしょうか?
次回に続きます・・・
PS:秋田県の山中でアカシアとトチの蜜だけを採集した『本物の生はちみつ』。
採蜜したハチミツを丁寧に濾過して容器に詰めました。無加熱、無添加の生ハチミツは甘みは78度以上、旨味と風味があります、約20種類のアミノ酸、約27種類のミネラル、約80種類の酵素を含む健康食品です。冬の寒い時期の喉の傷みや咳などを緩和する働きもあります。
https://ec.tsuku2.jp/items/32403500225807?t=3&Ino=000020404200