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夜道の不安を“安心”に変える3つの工夫とフラッシュライトの力

夜道の一歩が不安に変わる瞬間

こんばんは。合同会社RHSY(護身部)の山本です。
仕事や習い事の帰り道、夜道を歩いていて「後ろに誰かいる?」と不安になったことはありませんか?

私自身、ある夜に経験しました。 信号待ちをしていたとき、振り返ると後ろに黒い影が立っていて心臓がドキッ。 普段は何も感じない道が、一瞬で怖い道に変わったのです。

夜道の不安は「怖い場面に出くわすこと」そのものよりも、「気づかないこと」「備えがないこと」によって強まります。
しかし、ちょっとした工夫で夜道は“恐怖の道”から“安心の道”に変わります。 今回はそのポイントを3つと、頼れる道具=フラッシュライトについてご紹介します。


1. 明るく人通りのある道を選ぶ

暗い道や人気のない路地は犯罪リスクが高まる傾向があります。防犯の専門機関でも「街灯がない場所や人が少ない場所は狙われやすい」と指摘されています。

少し遠回りでも、照明がしっかりしていて人の目がある道を選びましょう。 ほんの数分の違いで、安心度は大きく変わります。


2. “ながら歩き”をやめて、周囲を観察する

スマホを見ながら歩く、イヤホンで音楽を聴きながら歩く――これらは周囲への注意力を奪います。
「誰かがポケットやカバンに手を入れていないか」「不自然に近づいてくる人はいないか」。 ほんの一瞬の観察が、危険を察知するアンテナになります。

周囲を見渡す習慣は、夜道だけでなく昼間の安全にも役立ちます。


3. 自分の存在を“見せる”

不安を感じると「隠れたい」と思いがちですが、防犯の観点からは「存在を知らせる」ことも有効です。
反射材を身につけたり、防犯ブザーを携帯するだけでも周囲の目に止まりやすくなり、抑止効果を生みます。


夜道を変える“光”の力 ― フラッシュライトのすすめ

私が特におすすめしたいのは、フラッシュライト(懐中電灯より光量の強いもの)の携帯です。 おおよそ2000ルーメンあれば昼間でも使えます。
実際に使い始めてから、夜道の安心感は大きく変わりました。

足元を照らすことで転倒を防ぐ 街灯があっても影に隠れた段差や濡れた路面は見逃しがちです。 ライトを照らすだけで転倒リスクが下がり、安心して歩けます。

不審者への抑止効果 暗闇でライトを向けられると、人は思わず動きを止めます。 これは「見られている」と意識させる効果で、不審行動を思いとどまらせることにつながります。 あと、2000ルーメンも光量があると相当びっくりするので、止まってしまうんですよね。

緊急時のSOS ライトを振って点滅させれば、遠くからでもサインとして認識されます。 声が届かない距離でも、自分の位置を知らせられるのは大きな安心です。


フラッシュライト活用の3つのコツ

  1. 小型で軽量なものを選ぶ
     バッグやポケットにすっきり収まるサイズが実用的です。

  2. 電池の持ちをチェック
     長持ちタイプやUSB充電式なら、いざという時も安心。   でもUSBタイプは時々充電しておきましょう。

  3. 操作のしやすさ
     片手ですぐに点灯できるシンプルな構造がベストです。   持っているだけだといざという時使えません。時々触ってみてください。


小さな備えが、心の余裕をつくる

夜道で怖さを感じるのは、「見えない」「気づかない」ことが原因です。
・明るい道を選ぶ
・周囲を観察する
・存在を見せる
・フラッシュライトを活用する

この4つを実践すれば、「何かあっても大丈夫」という安心が少しずつ積み重なります。


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