哲学堂鍼灸院

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生命体にとっての食 ( 栄養摂取 ) とは?

こんにちは。
東京都中野区にある哲学堂鍼灸院 院長の井上です。

前回は、
人間にとって食事とは何なのか? 
地球上に生きる生命体にとって、栄養の摂取とは何を意味するものなのか?
という謎を解明するためには、生命の進化の歴史を訪ねてみる必要があるという所までお話ししました。

生命の進化の歴史の始まりである生命体の誕生については諸説ありますが、
私が学んだ中で一番、正しいと思われる説は、
ビックバンで太陽から飛び散った様々な破片 (惑星の原型となる燃え盛る炎の塊) が、
太陽の引力に引っ張られながら
太陽の周りをぐるぐる回り始め、
太陽系と呼ばれる太陽を中心にした8つの惑星の集まりが形作られました。

そして、燃え盛る炎の塊であったそれぞれの惑星は、
悠久の時を経て段々と炎が消えて冷えて固まって行き、
結局はただの無機物の塊になり、生物が生まれる事ありませんでした。

そんな中で何故、地球だけに生物が誕生したのでしょうか?

その理由の一つは、
地球と太陽の距離が、
近すぎて太陽の高熱が届く程の距離ではなく、
遠すぎて太陽の熱で温められる事ができない程の距離でもない、
生物が生きられる丁度良い熱が届く距離にあったという事。

さらに生物が生まれることができた最大の原因は、
地球の約1/4の直径を持つほどの大きさを持つ『月』が衛星として地球の周りを回っていたお陰なんです!

地球以外の惑星は太陽に近すぎたり、遠すぎたりして、
最終的には冷えて固まってしまう運命を辿ったのに比べて、

地球は、地球の1/4の大きさの月が、
いつも近くにあって、地球を温め続けてくれたお陰で、
他の惑星のように段々と冷えて固まりつつある中で、ある時期、
生物が生存するのに適した温度が何万年、何百万年と続くことが出来ました。

その結果、
地球それ自身の環境と、
細胞内部の環境とを隔てる細胞膜を持った単細胞生物が誕生したのでした。

そして、
地球全域で誕生した単細胞生物が、
自分の身体(細胞膜内部の環境)を維持するために、
地球を構成している物質そのものを細胞内部に摂り入れ、
摂り入れた物質を分解吸収して、
細胞膜内部の環境維持に必要な形に変換する事で、単細胞生物としての身体を維持していた訳です。

つまり、
地球上に初めて生まれた単細胞生物が、
自身の身体の内部環境を維持するために、
地球の一部分を体内(細胞膜内部)に摂り入れ、
地球との繋がりを保ちつつ、
自身の生命活動を維持する。

自分が生まれた、
母なる地球との一体性を保ちながら、
自身の身体を維持するための物質を地球自身から摂り入れるという行為が、
『食事』のはじまり、
『食事』の原型となる訳です。

そういった理由で、
生命体 ( 生物 ) にとって食事とは何か?の答えは、
自らを生み出した母体である地球そのものの一部を体内に摂り入れ、
地球との一体性を保ちながら自らの身体を修復、再生するための行為だという事です。

単細胞生物の場合は、
他の生命体がいないために、
食事として体内に摂り入れる物は、
地球を構成している物質そのものを摂り入れる形になりましたが、

生命体が進化発展し、
様々な生命体が生まれるようになると、
食事として摂る物も、
地球そのものではなく、
同じく地球によって育まれた他の生命体を食事として摂り入れるようになって行きます。

その結果、生まれたのが消化器官なんです。

次回は消化器官の誕生についてお話ししますね。

続く・・・


追伸:当院も掲載している『ツクツク』に、
   私が家族でよく行く『ゆきだるま』というジンギスカン屋さんがあるのを発見しました!
   私は以前はラム肉が苦手で食べられなかったのですが、
   友人に「絶対美味しいから!」と誘われ、
   『ゆきだるま』さんのラム肉を食べたら、全く臭みがない上に、肉も柔らかくてジューシーでめっちゃ好きになってしまいました🤣
   https://ec.tsuku2.jp/items/01524220120024-0001

   ちなみに、ジンギスカンの〆 (しめ ) に、
   肉汁が溶け込んだ、このお店特製の醤油ダレにつけて食べるラーメンはうちの子供達が大好きです💕
   https://ec.tsuku2.jp/items/60220423350011-0001





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