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しあわせに育った牛さんは美味しいんです。鉄八南雲です。
こんにちは、鉄八南雲です。
これまで何度も宗谷に行っていますが、
初めて足を伸ばしました。
オホーツク海側をひたすら、
まっすぐの道を走りました。
北海道はまっすぐの道が多いですが、
ここまでのは、なかなかないんじゃないかな?
目的地は浜頓別です。
ご縁をいただいた牧場を訪ねるためです。
ご夫婦で切り盛りしているという、
杉山牧場の杉山愛美さんです。
ご主人がメインで乳牛を育てて、
奥さまの愛美さんが肉を販売しています。
一般的に、乳牛として役目を終えると、
お肉として活用されます。
酪農家の仕事は、迎えにきたトラックに
乗せるところまでです。
乳牛は堅くて、あまり美味しくないと、
ひき肉の増量用に使われたりしています。
「大切に育ててきた牛たちと、
最後まで関わりを持ちたい」
という愛美さんの想いから
肉の販売を始めたそうです。
搾乳から解放された牛さんたちに、
たっぷりの牧草とおいしいおやつを
あげてのんびり過ごしてもらうことに
したのです。
そうやって数ヵ月過ごしてもらうと、
美味しいお肉になります。
さらにそれをウェットエイジングという方法で
熟成させて、柔らかさと旨味が引き出します。
「早く、効率よく」の真逆で、
「ゆっくり、丁寧に」を大切に、
『スロービーフ』と名付けました。
今回訪問する前に、
取り寄せて食べてみました。
なかなか滋味深い味わいで、
肉の旨味が楽しめました。
鉄八奥さんも気に入りました。
それで訪ねてみたくなったのです。
牧場を見学させてもらいました。
牛さんたちも幸せそうです。
ひたすら草を食べています。
牛さんには、皆名前がついています。
杉山さん夫婦の愛情いっぱいに
育てられているのが伝わります。
牛さんは環境に順応する動物だそうです。
牛舎に繋がれたら、それを
受け入れてしまうそうです。
広い北海道でさえ、放牧されている乳牛は
全体の4分の1なんです。
全国では数パーセントです。
牛舎から出られなくても、それを
受け入れているように見えるんだとか。
杉山牧場の牛さんも、
冬は牛舎から出ることができません。
それはやっぱり我慢しているみたいです。
春が近づいて、鍵の音とかさせると、
「もう出られるの」と言わんばかりに
喜ぶのだそうです。
牛さんをずっと見ていたくなるような
ステキな景色の牧場でした。
肉の加工場も見せていただきました。
もちろん、「凍眠」テストもしました。
そして、熟成させているブロック肉の中で、
見つけちゃいました。
「これ、持って帰ることできますか?」
「今スゴくいい状態に熟成されてますよ」
「ありがとうございます!!!」
焼肉好きに人気の希少部位
『カイノミ』です。
バラの中でフィレに一番近い部位です。
フィレの赤身と脂のバランスが最高で、
上品な旨味を楽しむことができます。
和牛のような柔らかさはありませんが、
肉好きには堪らない肉の旨味を
味わうことができます。
今週は、最高級黒毛和牛のざき牛
私が一番好きな部位、「イチボ」も入りました。
今回は、いつも以上にいいサシが入っています。
そういえば、のざき牛を育てている
野崎さんも、牛さんに名前つけています。
「幸せに育った牛さんたちは
“美味しい”って言ってもらうと
うれしいんじゃないかな。」
愛美さんの言葉が残っています。
定番の「道産牛ヒレ」
「のざき牛のイチボ」
「スロービーフのカイノミ」
上記3品の牛炭火焼ステーキの
500円割引クーポンを作りました。
https://home.tsuku2.jp/cpnDetail.php?cd=000011333420230201024235
ただし、この割引クーポンが使えるのは、
20日日曜と21日月曜だけです。
ステーキ食べると、なんか幸せになりますよね。
では、お会いできるのを楽しみにしています。
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円山炭馳走鉄八
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【発行者】南雲 徹
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