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【おせっかいFP通信】#17 あなたは「家族会議支援®︎」という言葉を知っていますか?(後編)
【あなたは「家族会議支援®︎」という言葉を知っていますか?(後編)】
セカンドライフを楽しく楽(らく)にする!
おせっかいFPのセカンドライフ楽活指南
FPライフ・4Cの入原です。
いつもメールマガジンをお読みくださり、誠にありがとうございます。
突然ですが、皆さんは「家族会議支援®︎」という言葉を知っていますか?
知っている人が増えてきましたが、初めて聞いたという人もいるかもしれません。
「家族会議支援®︎」とは、相続対策をする際に家族同士の話し合いがうまくいくように、然るべき第三者を間に入れてサポートを受けながら進めることです。それをサポートするのは相続コンサルタントです。
※「家族会議支援®︎」という言葉は、現在では株式会社ライブリッジが商標登録をしています。
前編にひき続き「家族会議支援®︎」に関してご紹介していきます。
今回は、相続対策の「家族会議は家族だけでやってはいけない!」と「誰かの家族会議のサポートが必要」についてお伝えします。
【家族会議は家族だけでやってはいけない!】
「法律に則った書類作成」は、行政書士や司法書士や税理士や弁護士など、国家資格を持った士業の先生の力を必要とします。
しかしその場合、通常は法律に則った各種書類の作成に必要な、家族・関係者間の問題の共有と同意・合意の形成まではサポートしてくれません。
士業の先生に
「◯◯という問題について、ご家族の間でよく話し合っておいてください」
と言われて、あとは家族で話し合う。
そしていざ家族会議が行われると家族同士で感情をぶつけ合ってしまい、話がまとまるどころか家族の関係が悪化してしまった。
このようなケースは相続対策の現場でよくあるケースです。
では、こうならないためにはどうすればいいのでしょうか?
【誰かの「家族会議のサポート」が必要】
「家族同士で話し合いがうまくいくためには、然るべき第三者がその家族会議をサポートすることが望ましい。」
このように考えています。
それでこそ家族・関係者間の問題の共有と同意・合意が形成されるのです。
では家族会議が適正に行われるためには、誰がサポートするのが適任なのでしょうか?
答えは一つ。
「相続コンサルタントこそ家族会議支援の最適任者」です。
家族会議を行う時に、家族だけでやっては上手くいきません。
その家族会議のサポートをすること、それが「家族会議支援®」であり、家族会議支援®の最適任者が相続コンサルタントなのです。
生前贈与をするときも、
相続税の節税対策を協議する時も、
遺言書を作成する時も、
家族信託を組成する時も、
当事者と士業の先生だけでは上手くいかないケースがどうしても出てきてしまいます。
家族の同意や合意が取れている状態を作るための家族会議を開催すること、
そしてその家族会議を支援すること。
「家族会議支援®」で相続コンサルタントが大きな役割をはたします。
その結果、
「家族・関係者間の問題の共有と同意・合意の形成」
が得られることこそ、相続対策の本当の目的なのだと信じています。
【まとめ】
●家族会議は家族だけでやってはいけない。
理由は、家族の同意・合意の形成をやろうとすると、家族同士で感情をぶつけ合ってしまい、話がまとまるどころか家族の関係が悪化してしまうことが多いからです。
●誰かの「家族会議のサポート」が必要
理由は、当事者と士業の先生だけでは上手くいかないケースがどうしても出てきてしまうため、家族会議を支援する然るべき第三者のサポートが必要だからです。そして、それには相続コンサルタントが大きな役割をはたします。
<あとがき>
「家族会議支援®︎」を行うことができる相続コンサルタントは、株式会社ライブリッジの養成講座を受講したものでなければ「家族会議支援」という言葉を使うことができません。私は現在受講中で、来年度から家族会議支援を始めるための準備をしています。皆さんのお役に立てるよう頑張りたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。