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メールマガジン バックナンバー
「歩くというコト」
皆様、お久しぶりです!
今日は先ず大切なアナウンスを2つさせて頂きます!!!
その1
10月開催分の「一歩目のバランスケア」が、今週11日(金)と迫ってまいりました!
是非、このメルマガを読んでいる皆様方は勿論、家族や知り合いの方で足や靴に関して何か困っている方がいましたら、心温まるシェアをお願いします!
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/72342002349073?t=3&Ino=000020137200
まだまだ知られていない事で、歩く全ての人に必要な情報になりますので、理解頂けた方は、是非お伝え頂きたいです。
その2
来る11月4日(月・㊗)に東京都品川区大井町のきゅりあんイベントホールにて、「足の健康フェスタin東京大井町」という健康イベントを開催する事になりました!
『足の健康フェスタ』は、フット&ボディバランスアジャストメント機構が全国展開している足の健康イベントで、足元から歩くバランスを整える重要性を沢山の方々に知って頂くために開催するとても大切なイベントです!
是非、お知り合いの方にもお伝え頂けたら嬉しいです。
基調講演Webチケット(まだ未オープン)はこちらです。
なお、Webチケットを購入頂いた方は、計測&足と靴の何でも相談が無料になります!
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/27203013247224
さて、今回から、少し『歩く』という事についてお話をさせて頂きますので、是非お読みください。
「歩く」というコト
「歩く」という動作は、人が一生涯生活をしていく上でとても重要な役割を果たすもので、殆どの人が歩く場所に自身の身体を順応させて、前後左右上下にバランスをとって歩いています。
それは、平坦な所ばかりではなく、坂道や階段のようなアップダウン、凸凹な路面、硬いコンクリートの路面、ゴルフ場の芝など様々な環境下を歩くことで身体にたくさんのストレスがかかっていますが、無意識下でバランスをとることにより、様々なストレスをクリアしています。
人の身体にとって、歩く際にとても重要な場所が足になる訳ですが、その足の重要性に気付いている人は少なく、履物の影響を受けてしまうとても繊細な場所であるという事にも気付いている人は少ないと思います。
「歩く」という動作を片足の動きでみた場合、「足の踵を地面について」、「体重が足全体に載って」、「足先で蹴って」前に進むという一連の動きになります。
また、これは足が地面についている瞬間だけの動作を表しています。
医学的には、「一歩行周期」という決まり事がありまして、それは足が地面についている期間(専門的には立脚相といいます)と空中に浮いている期間(専門的には遊脚相といいます)を合わせた期間になり、その連続が歩行という事になります。
図-歩行周期
すみません、図が出ない可能性があります!
もう少し詳しく説明しますと、一歩行周期は立脚相と遊脚相に分けられ、片足の踵が着いてから同じ側の踵が着くまでの事を表していて、先程もありましたが、足が地面についている時期(立脚相)と空中に浮いている時期(遊脚相)があります。
またその配分ですが、立脚相は一歩行周期の約60%、遊脚相は一歩行周期の約40%を占めていると言われています。
そして、一歩行周期の時間は、約1秒といわれていますが、そうすると足が地面についている時間としては約0.6秒、空中に浮いている時間としては約0.4秒程度という事になります。なので、本当に一瞬とも言えるかもしれません。
さらに詳しく専門的に解説しますと、立脚相(一歩行周期の約60%)は、足が地面についている期間で、接地期(足をついて)、立脚中期 (体重が載って)、推進期(蹴る)に分けられます。
接地期:踵が接地してから全足底が接地する直前までの期間の事。
立脚中期:足底が接地してから踵が離地する直前までの期間で、最も足に体重がかかる時期の事。
推進期:踵が離地してから足趾が離地するまでの期間の事。
遊脚相(一歩行周期の約40%)は、足が地面から離れている期間の事。
これが、まず歩くという動作の基本中の基本になります。
初めて聞かれる方には少し難しかったかも知れませんが、この基本事項を念頭に歩くバランスをみて行かなければなりません。
そして、歩くバランス観察が出来るようになるためにはどうすれば良いか?…教えてみて、私自身もかなり悩みました。
何処をどう比較すべきか?誰もが分かるのは、まず姿勢の変化、歩く速度、歩く際の歩幅の違いがあります。
「姿勢が良くなったね!」、「先程より早く歩けてますね!」、「一歩一歩の歩幅が広くなりましたね!」というのがわかりやすいと思います!
今後、それをさらに分かりやすく解説する「歩行バランス観察のために必要な知識」についてちょっとお話しさせて頂きます!
という事で、今回も長文を最後まで読んで頂いた方々に心から感謝申し上げます。
FBアジャスター 佐々木克則