7月から、ちいちゃんのお肉を提供しております！

写真はちいちゃんの登録書(血統証明書)といって、ここで生産者や生年月日、ご先祖様の情報を確認することができます！

後半には人の家系図のお話し会[ルーツを忘れない為のご先祖様のお話し]について紹介させて下さい！

明日オンラインで開催されるんですが、先にちいちゃんの紹介から🤣

この登録書の見方なんですが、父「茂洋」、母型の父(祖父)のところ「平茂晴」その母型の父(曾祖父)のところ「平茂勝」

ここを牛飼いさんやお肉屋さんは見て、遺伝能力を予想したり判断しながらお付き合いを進めていきます🐮

茂洋は宮城県の名牛

平茂晴は長崎の名牛

平茂勝は鹿児島の名牛

こう書くと名牛だらけみたいですが🤣

本当に各県を、各県の農家さんをその時代に支えてくれた名牛たちです！

その血筋をもって我が家で平成27年8月30日に生まれたのがちいちゃんなんです💡

が！

12年牛飼いをしていますが後にも先にもちいちゃんほど小さく産まれた子はいなくて😂

ちょっと危ないという事ですぐにお母さんから離して粉ミルクで育てることにしたのですが、ほとんどの子牛が生まれたてでも1.2～1.5リットルのミルクを一回で飲むのですが、ちいちゃんは300mlしか飲めなかったんです😂

見たことないほどうっすーーい体で息をして、この中に臓器が備わっているのかと考えた時には生きていることの奇跡を感じずにはいられませんでした！

普段私は子牛を10ヵ月ほどでセリに出して肥育農家さんにバトンパスするのですが、ちいちゃんはこのままうちで育てた方がいろんな面でリスクが少ないと判断しまして、我が家に残ってもらうことにしました💡

それからゆっくり体を作り、我が家でお母さん牛になるのですがそれでも体はかなり薄い方で😅

お産はいつも以上に神経を使っていましたが、ちいちゃんが立派にお母さんになる姿にはとても感動しました❗

ちいちゃんの子どもは小さいながらも品のある牛に育ってくれまして💡

最初の子を買って下さった栃木のお客様が、あなたのところの牛がとてもいい肉になったよ！

と、長崎の市場で私を探し出して報告をして下さるほどでした🐮

その方がその後もちいちゃんの子牛を買って下さったり、あの牛の子孫は絶対残してた方が良い！と言って下さったりと、ちいちゃんが繋いでくれたご縁があることにも本当に感謝しています😄

ただ、ちいちゃんは足腰がそんなに強くなくて、そんな体で出産をしてもらうのも相当なリスクで、、

あと何回出産できるか、あと何年一緒に居られるかと、判断を間違わないようにとたくさん考えておりました。

半年ほど前に少し起立に時間がかかる時があるのを見て、さすがにあと1回の出産は難しいと判断しまして、半年かけて整えて、ぐりこで提供という形になりました🙇‍♂️

ちいちゃんの子を我が家に残せていないことがとても悔やまれるのですが、この子のお肉で命が繋がり、食べていただいた方の心の中、細胞の中で活きてくれたらという事を心の底から願っております！

長くなりましたが、30分ほどの食事の中で、105ヵ月のちいちゃんの歴史を感じていただけたらとても嬉しいです😄

ご来店を心よりお待ちしております🐮

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こちら、初めに言っておりました広島で家系図の作成をして下さる一燈庵さんのホームページの画像になります！

明日21日20時～21時30分に家系図のお話し会[ルーツを忘れない為のご先祖様のお話し]をオンラインで開催されるそうなので、興味がある方はぜひこちらからご確認、お申し込みください😄

ここまで命を繋いできてくださったご先祖様に(わたしは牛さんにも)感謝して生きていきたいです(^-^)

明日は私の地元の雲仙市千々石町で開催されるミニフェスに出店します😄❗

お互いに良い週末を過ごしましょう(^-^)