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【おせっかいFP通信】#8 助成金がないと大学に行けない⁈アメリカの桁違いに高い大学費用

【学費の助成金を受取るためのコツ】
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FPライフ・4Cの入原です。

いつもメールマガジンをお読みくださり、誠にありがとうございます。

先日、アメリカでFP事業を営む日本人女性、オニール清美さんのセミナーに参加しました! 皆さんに是非お伝えしたい「アメリカマネー事情」がたくさんあります。
今回は、その中から「学費の助成金を受取るためのコツ」に関してお伝えしていきます。


【お金をどこに置いておくかが重要!】
アメリカは学費が高額なためほとんどの人が助成金の申請をするわけですが、プロに相談せずネットで調べたり、噂をきいたりして申請してみたら「通らなかった」ということが多々あるそうです。

よくあるパターンが、学費保険に積み立てをした場合、学費のための資金なので、「学費が準備できていますね」ということで助成金が下りなくなることがあるそうです。

そこでFPからのアドバイスは、
「学費の資金は老後のお金や保険に積み立てておくこと」を勧めます。
なぜなら、老後保険の資産内容は提示しなくてもいいからです。つまり、「学費が準備できている」というように申請先に受け取られないのです。(法的に問題のない資産になる)

また、審査の基準は2年前の資産、収入も影響するので準備が必要です。最初に通らなかった場合は資産内容を調整して、次の年に再度申請をすることを続けてみるそうです。


【いつごろから準備するのがいいの?】
オニール清美さんはセミナーでよく受ける質問に対してこう答えています。

Q「大学のお金の準備はいつから始めたらいいですか?」
A「赤ちゃんの時からです。生まれたら直ぐはじめてください。そうしなければ間に合いません。」

【子供のお金の教育はどうなっているの?】
セミナーで私は清美さんに質問をしました。

Q「日本では最近、金融リテラシーを重要視する動きがあり、教育の現場に取り入れられるようになりましたが、内容的にまだまだ足りていないと感じています。アメリカの子供たちへのお金の教育はどのようになっていますか?イメージとしては小さい時から教育が充実しているように思っているのですが。」

すると清美さんの答えは、

A「教育現場ではまったく足りていないです。私がFPになろうと思ったきっかけは、子供にお金のことを教えたいと思ったからです。アメリカで子育てを始めたとき、アメリカのお金のことを全然知らなくて、主人に聞いても分からない、家族やご近所の方に聞いてもみんな分からない状態でした。これは一から勉強しなければと思い勉強してみると、知らないと大変なことになると思うことが多く、それをいまセミナーで伝えています。」と答えてくださいました。


【最後にまとめです。】
アメリカで大学に進学する場合 
① 学費のお金は老後保険などに積み立てる
② 赤ちゃんの時から準備をする
③ 教育現場まかせではお金のリテラシーは育たない


次回は、「アメリカの盲点 介護事情について」をお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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