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【田んぼの排水】

【R6年産米・田んぼ作業】


すっかり雪も消えて、ようやく春らしく

なってきた小千谷市。




こんにちは、ミノリ農産、U太です!


雪が消えたので田んぼの作業も少しづ

つはじめています。


トップの写真は田んぼの排水を掘って

水を抜いている様子です。

地味ですが、自然栽培田んぼでは大事

な作業です。


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【稲ワラで変わる草と収量】


稲刈りの終わった田んぼの表面には、

コンバインから排出された稲ワラが有

ります。


このワラは春にトラクターで耕耘する

時に土の中に鋤き込まれます。

ごく普通の事ですが、実はこれが良く

ないらしいのです。


ワラ処理一つとっても自然栽培田んぼ

にはとっても大事だと最近は実感して

ます。


春になってやっと耕耘して土に鋤き込

まれたワラは、田植えの時点ではまだ

よく分解されておらず、田植え後に気

温が上がって分解が進むと“沸き”とい

って稲に良くないガスが発生する等、

稲の生育に影響が出てしまいます。


また土中に分解の進んでいない稲ワラ

が残っていると、どうやらコナギも生

えやすくなってしまうようなのです。

(『コナギ』は無農薬田んぼではなか

なかたくさん生えやすい草です)


これはワラが有る事によって繁殖する

細菌が関係しているようです。

細菌がコナギの種の種皮を消化する

によって発芽が促進されるという。

(これは最近知りました)


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【ワラの分解がポイント】

と言うように、未分解のワラが残ってい

ると草が生えやすくなったり、稲の生育

には良くないのです。

対策として、田植えまでにワラの分解を

進めておく事が大切です。

具体的には、稲刈り後に耕耘して土とワ

ラを混ぜて微生物に分解してもらうのが

簡単に出来る対策です。

昨年、全ての田んぼは耕耘出来ません

したが、出来るところは起こしておきま

した。

また、ワラの分解には適切な水分条件も

有ります。

畑の水分くらいが良いそうなので、水が

溜まっていると分解が遅くなります。


~と言う事でトップの写真に戻りまして、

春の排水対策が大事と言う事になります。



毎年、雪が消えてから春一番の作業はこ

排水掘りです。


全部の田んぼを確認して回ります。


こんな感じにR6年産の自然栽培米作り

も少しずつ始まりました。

美味しいお米作ります\(^o^)/


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自然栽培米『農林1号』はお陰様で完売

となりました。

ありがとうございます!


自然栽培米『コシヒカリ』はまだ少し

有りますので、どうぞよろしくお願い

します(^^)/



それではまた☆


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 自然栽培米、栽培の様子はブログで公開中

 

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