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【おせっかいFP通信】#1複利の効果をイメージするだけで、老後の不安がなくなる⁈
【複利の効果をイメージするだけで、老後の不安がなくなる⁈】
セカンドライフを楽しく楽(らく)にする!
おせっかいFPのセカンドライフ楽活指南
FPライフ・4Cの入原です。
いつもメールマガジンをお読みくださり、誠にありがとうございます。
さて、今年は新NISAが始まり、投資信託の積立を始めたという方も多いのではないでしょうか。
その時、情報を集めていると、
「長期投資で複利の効果を最大限に利用しましょう!」
という言葉を聞くことも多いのではないですか?
でも、皆さん
「複利の効果」
って、どのくらい増えるのかイメージできますか?
本日は、
「複利の効果」に関して分かりやすくご紹介します!
★「複利の効果」をイメージできると、資産運用の不安が少なくなり、老後のお金の心配はなくなりますよ!
【長い目で見ることの大切さを教えてくれる豊臣秀吉に仕えた 曽呂利新左衛門】
豊臣秀吉に仕えていた人物の一人に、 曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)という人物がいました。
新左衛門はとても頭がよく、とんちの効いた発言で人を笑わせることも得意でした。
落語家の始祖とも言われています。
ある日、新左衛門は秀吉と将棋をさし、見事に勝利をしました。
そこで、秀吉は新左衛門に、
『わしに勝ったほうびとして、何でも好きなものを与えよう。』
と言いました。
それを聞いた新左衛門は、こう答えます。
『では、この将棋のマス目に米を一粒。次のマス目に二粒。次のマス目に四粒。これを81のマス目が一杯になるまでください。』
それを聞いた秀吉は、新左衛門の欲のなさに感心し、その通りにしようとしました。
しかし、
しばらく考えてみると、途中で蔵の米がなくなってしまうことに気づいたのです。
秀吉は、慌ててその提案を断りました。
皆さん、如何ですか?
「複利の効果」をイメージできましたか?
元本が増えて、その元本に対して利息が付くと、
お金は雪だるま式に膨れ上がっていきます。
このお話は、50マス目でさえ米粒の数は、約500兆粒という、膨大な数になるのです。
ちなみに、500兆の米粒は重さにすると、1,500万トンだそうですよ。
1人が1年間に消費するお米の量は、約100~150㎏。家族4人で年間500㎏のお米を消費しているとしたら、お米を食べきるまで750万年必要になる計算になります!
お米を食べきる前に、寿命が尽きてしまいますね。
本日は、「元本が増えて、その元本に対して利息が付くと、お金は雪だるま式に膨れ上がっていく。」ということを、お伝えしました。
では、投資信託(積立NISA)もこのような複利の効果があるのでしょうか?
次回は投資信託の複利の効果についてお伝えします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。