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【in-transition】ぼくたちは無力ではない
LITRAメールマガジン
【in-transition】読者の皆さま、
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
合同会社LITRA代表の加藤亮介です。
2024年年明け。
1月1日、能登半島地震発生。
翌2日、羽田空港で航空機の接触炎上事故発生。
皆さんも様々な思いが浮かんできたのでは
ないでしょうか。
ぼくは昨日1月3日に、
札幌の実家からニセコの自宅に
戻ってきました。
その道中、片側1車線の反対側で、
郵便配達のバイクが転倒していました。
封筒や手紙が道路に散乱していました。
後続車がいないことを確認して、
路肩に車を停めて、
配達員の方を手伝って、
一緒に倒れたバイクを起こし、
道に散らばった封筒や手紙を拾いました。
年明けの衝撃的な出来事と、
家族が集まっての暖かい部屋での
正月のご馳走の対比。
言葉にならない複雑な心情がありました。
そんな自分にとって、
郵便配達の出来事は
ひとつの気づきを与えてくれました。
「ぼくたちは無力じゃない」
テレビやSNSで、
わたしたちは距離的に離れた場所で起こった
衝撃的な映像を見ることができます。
その映像を見て、
私たちは「何かしなければ」と思います。
しかし、映像は目の前にあっても、
実際の出来事ははるか遠くで起きている。
「何もできない」と思い、
無力感を感じます。
でも、
その出来事が目の前で起きていたら、
私たちは「何かできる」んです。
映像と実際の出来事の距離感が狂っているだけ。
人の脳はその距離感のズレを修正できるほど、
進化してはいないだけ。
バグっているだけ。
そんなことに気づかせてくれました。
それともうひとつお伝えしたいのは、
私たちは遠くで起こった出来事の
お役に立てているということ。
災害が発生した時、
すぐに日本全国から、
消防、警察、自衛隊が被災地に派遣されます。
なぜ彼らが駆け付けられるのか。
それは、わたしたちが税金を納めているから。
わたしたちが家族とともに過ごして、
買い物をして、
おいしいご飯を食べ、
暖かい布団で休んで、
そして働けるから、
なにか起きたときに動ける人たちがいる。
私たちが秩序ある
平和な暮らしを営んでいるから
動ける人たちがいる。
だからぼくたちは、
全然無力なんかじゃない。
この社会の一員であるだけで、
普通に生活を営むだけで、
たくさんの人たちのお役に立てている。
それでもまだ、
わたしにはできることがある人は、
被災地にボランティアに行ってもいい、
募金をしてもいい、
あるいは祈るのもいい。
映像と出来事の距離感のバグに
辛い思いを抱えなくてもだいじょうぶ。
ちゃんとわたしたちは、
お役に立てている。
自分の目の前で出来事が起きた人も
だいじょうぶ。
命さえあれば、
ちゃんとわたしたちは守られている。
冬休みの皆さん、
たくさん楽しいことをしてください。
今日から仕事始めの皆さん、
がっつり働きましょう。
仕事から上がったら、
風呂上がりに美味しいビールを飲みましょう。
日々の暮らしを営むこと。
その有難さに感謝しながら、
今日もよき一日を!
今日もここまでお読み頂き、
ありがとうございました!
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