LITRAメールマガジン

【in-transition】読者の皆さま、

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

合同会社LITRA代表の加藤亮介です。

今年2023年も今日で終わりですね。

明日から新しい年が始まります。

皆さんにとって今年１年は

どんな年でしたか？

ぼくにとって2023年は、

「人生が拓けた年」

になりました。

第２の人生が始まった感覚です。

新年の抱負はまた明日あらためて。

さて、前回の弁証法的な人生論、

いかがでしたでしょうか？

異質なもの「アンチテーゼ」

と出会うことで

人生が次のステージに

躍動する様子をご覧に頂けたかと

思います。

しかし、

「アンチテーゼ」との出会いが

即、幸せになるとは限りません。

様々な弁証法的な展開を経て、

コンサルティング会社への

転職を果たしたぼくは、

わずか半年でメンタルを

壊してしまいました。

転職を経て出会ったのは

「自分の能力の否定」

という「アンチテーゼ」でした。

そして、「適応障害」という

「ジンテーゼ」が訪れました。

仕事に行けなくなったぼくは、

わずか半年で退職、

そして療養生活に入ります。

会社員というのは退職しても

社会保険で療養期間中も

それまでの給料の2/3が支給される

傷病手当金という制度があるのですが、

不幸は重なるもので、

ぼくは社会保険組合を変更して

わずか半年での退職だったため、

最低ラインの支給しかありませんでした。

貯金を取り崩す生活。

こんなつらい状況を打開しようと、

コロナの緊急事態宣言中の2020年5月、

北海道への移住を決断します。

実家の近くにアパートを借りて、

引き続きの療養生活でしたが、

リハビリも兼ねて

近くの老人クラブの

菜園の一角をお借りして、

家庭菜園を始めました。

土に触れ、無心で畑の手入れをし、

野菜を育てる中で、

少しずつ気力が回復してきました。

「農業をやってみたい」

そう思い始めたときに、

ニセコ町が新規就農を目標とした

地域おこし協力隊を募集していることを

知りました。

2020年10月に地域おこし協力隊として

ニセコ町に家族と共に移住。

新規就農への挑戦が始まりました。

2022年の春、

お手伝いにいった農家から

おすそわけマーケットプレイス

「ツクツク!!!」の事業を

教えてもらいました。

同年6月に参入、

そして2023年から

この事業に本腰を入れ、

素晴らしい仲間と出会います。

「この事業は本物だ！

　これこそが地域おこしだ！」

という確信のもと、

事業提案を地域の事業者に

行いますが、

なかなか成果には

結びつきません。

2023年9月末に、

任期満了で協力隊卒隊。

そして、ぼくは、

本気で結果を出すために、

新規就農ではなく、

ツクツク事業に専念すべく

合同会社LITRAを立ち上げました。

これもまた図にしてみましょう。

こうして図にしてみると、

弁証法的な展開の特徴が

見えてきませんか？

物事は直線状には進まないんです。

まるで螺旋階段のように、

進んでいくという特徴が

見えてきます。

これを

「螺旋的発展の法則」

と呼びます。

弁証法とは、

「異質なものとの出会いによって

　螺旋状に新しい価値を

　生み出す創造的プロセス」

と言えると思います。

ぼくはいま、とても幸せなんです。

なぜなら、ぼくの挫折も紆余曲折も

ツクツク!!!に出会うためだったと

分かったからです。

そして、

これからどんな弁証法的な展開が

待っているのかとワクワクしています！

弁証法はネガティブな出来事すらも、

肯定することが可能になる

究極のポジティブ思考なんです。

それと同時に、

ある不思議な感慨が起こります。

「導かれている」と。

ぼくの人生は、

予期していない

「アンチテーゼ」と出会うことで、

新しい局面を迎えてきました。

なにかひとつでも歯車が合わなければ、

いまの自分の人生はなかった。

そう考えると、

人生は奇跡だなぁと思うのです。

ぼくがこんな人生を歩んでこれたのは、

周りの人たち、

なかでも妻のおかげだと思います。

本当に苦労をかけました。

でも最後は飲み込んで、

一緒についてきてくれました。

息子にも苦しんでいるぼくの姿を

たくさん見せてしまった。

けれど、息子は、

自然に人に親切になれる

優しい男の子に育っています。

ぼくがツクツク!!!と、

そして仲間と出会えたことで、

否定的な経験も含めて

自分の人生を

まるごと肯定できたように

今度はぼくが、

まわりの人たちの役に立ちたいと思い、

LITRAを立ち上げました。

あなたの人生を変革する

「アンチテーゼ」はなんでしょうか？

その答えはひとつではありません。

けれど、ぼくは、

自分の人生をかけて、

「ツクツク!!!」という

皆さんにとっては異質な

「アンチテーゼ」をご提案します。

Innovation for Your Life!

Life Transitionをあなたと！

次回は新年号として、

2024年元日に思ったことを

お届けしたいと思います。

整いの弁証法もまだまだ続きます！

今までは弁証法の基礎編でしたが、

これからは弁証法を使って

皆さんの人生に革新を起こす

応用編をお届けしていきます。

お楽しみに！

それでは良いお年をお迎えください。

今日もここまでお読み頂き、

ありがとうございました！

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