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お金持ちの家の共通点
HEJたまちゃんです。
僕はハウスクリーニングの作業をするようになり、多くの高級住宅をお掃除させていただく経験をしました。数多くの高級住宅に伺うようになり、僕はある共通点を発見。それを今日はご紹介したいと思います。
1)モノが少ない(ように見える)
これはどういう意味かというと、モノが外に出ていないということです。センスのいい置物や、写真や、絵などはもちろん飾られていますが、ごちゃごちゃした印象がない家がとても多いです。
きっと、「しまう」ということをきちんとされているんだと思います。そして「置く場所を決めている」というのもあるかと思います。
そんなにガチガチにやっている印象がないのも共通しています。適度にルールは緩やかな感じです。そこをガチガチにやると休まりませんからね。
モノが少ないと、どんないいことがあるかというと、「お掃除が簡単にできる」というメリットがあります。
これもお客さんに教えてもらったのですが、お掃除が好きではないからモノを置かないようにしているとその方はおっしゃっていました。確かにその通りですよね。
モノを外に出していれば、そのモノ自体も汚れる可能性が高まりますし、モノが置いてあることでその場所自体のお掃除も簡単にできなくなる。
しまっておけば、余計な仕事が減るのです。
2)掃除を大切に考えている
これは当たり前と言ったら当たり前ですが、お掃除をお金をかけてする人は、そもそも「キレイの水準」が高い人です。ですので、お掃除に伺うお宅は、実はそこまで汚くないのです。
キレイなお宅を、「よりキレイに」保ちたくてお掃除を依頼してくれます。
僕がお掃除の仕事を始めてすぐの頃、お客さんにアンケートをとったことがあります。「なぜお掃除をお願いしようと思ったのか?」という質問に、僕は家汚いのが嫌だから、というのが答えなのかと思っていました。
そうしたら、一番多かった答えが、「汚い場所をいつも見て自分を責めてしまうのが嫌だから」という回答だったんです。
僕はこの答えを知って、自分の仕事に対するセルフイメージが変わりました。僕の仕事は、目に見えるところをお掃除に行っていたけど、実はメンタルやその人の気分のケアに関わる仕事だったんだと。
目に見えるものから「無意識に受けるメッセージ」は多いです。脳は無意識に目に見えるものから情報をキャッチします。目に見える環境を整える大切さを、お金持ちの方達は知っているのではないかと思います。
3)空間を大切にしている
高級住宅は一般的に広い家が多いですよね。広いですから、モノを置こうと思えばたくさん置けます。ところが、そういうお宅はモノをたくさん置いている印象がありません。
そして、普通の方には無駄に広く感じるようなスペースが必ずあります。いちばんの贅沢は何もない空間だと知っているような気がします。
空間とワンポイントになる家具や置物や植物など。メリハリが効いているのです。
そして、空間を演出することで、自分が好きなものやセンスなどが伝わる空間になっています。
あとは、人をもてなすような雰囲気もありますね。
住環境を整える大切さ
住まいは一番長く過ごす場所の一つですよね。そしてリラックスして休息し、エネルギーを充電する場所でもあります。
ここをしっかり整えることが、日々の仕事や日常生活により良い影響を与える。そういうことをお金持ちの方は知っているんだと思います。
家の状態は生活習慣の積み重ねが現れるところです。僕がいろんなお宅に伺って思うことは、お金持ちの方は、お金があるから今の状態なのではなく、お金持ちではない頃から「住環境を整える」ということに優先順位を置いてやっていたんじゃないかと思っています。
・(無意識に)目に入るものの力を使う
・一つ一つのことを完結させる
・自分で決めたルールを守る
・メリハリをつける
・セルフイメージを大切にする
・無駄な情報をシャットアウトする
僕は住環境(これは仕事環境などにも読み替えることもできます)を心地よく保つには、上記のような意識や生活習慣が必要だと思っていて、これができている人は、やっぱりいい気分でいる時間が長いわけですし、そうしたらいい仕事にもつながりますよね。
あなたが奥様でしたら、旦那さんが帰ってくる環境をこのように整えることで、旦那さんは気分よく過ごせ、エネルギーチャージでき、いい仕事につながるんじゃないかと。
何よりこれは「生活習慣」ですから、いい生活習慣を保つことができれば、それは自身に対するイメージ、つまり「セルフイメージ」がとても上がるわけです。
そしてもう一つ。
今は情報化社会で、モノが溢れる時代。今は持つことにはとても慎重になる必要があり、意識していろんなものを捨てないといけない。そして、無許可で入ってくる様々な情報や人間関係やモノ自体もストップさせないといけないですよね。
そうすることで、「考える時間」が取れるようになり、「集中する時間」が取れるようになる。「混乱する時間」をできる限り減らし、自分しかできないことに集中することがとっても大事だなと思っています。
モノと向き合うことはしんどいのですが、自分が大切にしているものがなんなのかを知るのにはとても役に立ちます。
年末に向けて、「環境整備」はとても大切だと思いますから、また関連する話を書いていきたいと思います😊
玉川広志
P.S.普段はドラマなんて見てることがないのですが、たまたまTverで見始めた「下剋上球児」が面白すぎてハマっています。弱小高校野球部が甲子園を目指す話なんですが、ただのスポ根ドラマではなく。主演の鈴木亮平さんのファンになりつつ、毎回熱い気持ちで感動しております笑