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【in-transition】整いの熱力学⑤ 「整い」とは
LITRAメールマガジン
【in-transition】読者の皆さま、
いつもお読み頂き、
ありがとうございます。
合同会社LITRA代表の加藤亮介です。
先日、
ぼくのビジネスパートナーに
熱力学的世界観のお話を聴いてもらったら、
「その話、オンラインでやったらいいよ!」
とお墨付きを頂きました。
【整いの熱力学オンライン講座】
皆さん、興味ありますか?
聞いてみたいという方がいらっしゃれば、
下のお問い合わせフォームから
ご連絡くださいませ。
では早速やっていきましょう!
今日のテーマは「整いとはなにか?」。
いきなり結論。
「整い」
とは、
「環境と魂の相互作用による動的な平衡状態」
である。
・・・・・・・・
って感じでしょうか。
解説していきます!
まず、「動的な平衡状態」とはなにか。
これは生物学者の福岡伸一さんが提唱する
「動的平衡」という概念を参考にしています。
「平衡」とは、
加藤の大好物の熱力学の言葉で、
巨視的に見ると
物事が変化してない状態のことをいいます。
やかんに水を入れてコンロにかけると、
ガスから熱が供給されて、
やかんの中の水の温度が上がります。
この状態は温度が変化しているので、
「平衡」ではありません。
火を止めて、放っておくと、
やがてやかんの水は
室温と同じ温度で落ち着きます。
このときの状態が
「平衡」です。
わたしたちの身体も、
ぱっと見ると、
大して変化していないように
見えますよね。
でも、細胞レベルや
更にもっと細かい分子レベルでは、
絶え間なく入れ替わりが起こっています。
イメージとしては、
下りのエスカレータに
逆らって登っている感じです。
子どもがショッピングモールで
ふざけてやるやつ(笑)
立っている位置は変わらないけど、
常に動いて登っていますよね。
それが「動的平衡」です。
エントロピーは放っておくと
増大する方向に働くので、
エスカレーターが下るように、
私たちの身体には絶えず分解の力が働きます。
それに対して生命は、
宇宙の力で分解されるまえに、
自分自身で分解を行って、
再合成するという
とんでもないことをやっているんです。
皆さんがこのメルマガを読んでいるその瞬間も
あなたの身体は自ら分解と合成を
とんでもないスピードで行っているんです。
たとえば消化管は
2、3日で細胞が入れ替えられます。
つまり3日前のあなたの腸は、
ある意味、もう「ない」。
ちなみに、
その分解された細胞は便として排出されます。
これが「動的な平衡」という考えです。
LITRAの考える「整い」とは、
身体のレベルではなく、
社会的、精神的なレベルでの
動的平衡状態です。
身体の動的平衡が、
物質の絶え間ない入れ替えで作られているように、
「整い」という動的平衡は
何によって生み出されるか?
それが、「環境と魂の相互作用」です。
次回はこの「環境と魂の相互作用」について、
お話したいと思います。
生命の動的平衡、いかがでしたでしょうか?
ぼくは、単純に、
ハンパないメカニズムだと思います。
おれの身体、やべーぞと。
身体さん、いつもありがとう!
今日もここまでお読み頂き、
ありがとうございました!
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