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映画の感想をご紹介!

新規ご登録下さった方、今までご購読下さっている方、ありがとうございます!
あらためまして「1/10 Fukushimaをきいてみる」シリーズ監督の古波津陽です。
今号は#36です。


気づいたのですが、このメルマガでは1年をかけてシュッとした短文を書く
という目標を掲げていたのに、1年経っても相変わらず長文ですね。


AIの力を借りてシュッとさせてみたりもしたのですが、どうにも魂も抜けてシュッとならず、
ヒュッという感じになってしまい、今も皆さまには長文にお付き合いさせてしまっている次第です。
(果たして最後までお読みいただけてるか分かりませんが!)


はい、出だしからさっそく長文になってしまいました。


今日メールをお送りしたのは他でもない、
過去作一挙上映の初日にいただいた感想文を紹介させてもらいたくて。
なんだそんなことかと閉じないでください。


この感想文には年末年始にご覧いただく最新作の「2023年版」に続く、
重大なキーワードが打ち込まれているので、いきなり最新作を見る前に
軽く予習をしていただこうじゃありませんかという主旨です。


ではいきます。


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【2013年版、2014年版、2015年版の感想】


「シナリオがあるインタビューの質問ではなく事実をありのままに語っていく姿が良かったです。」


はい、ありがとうございます。語り手さんと我々聞き手は「初めまして」というケースも多く、
どんな話が飛び出すか知らずにいきなりインタビューを始めています。


こちらが聞きたいことを聞き出すのではなく、語り手さんが一番言いたいことを言う。
なので、基本全てのインタビューが予想外です。


2023年版には私たちにとってもサプライズがいっぱいありました。
ぜひ皆さんにもその予想外の驚きを共有したいです。





「当事者でない限り、分かり得ない。共感…。表面的に。『共感の〝フリ”』をしてしまうのだ。
当事者の状況を知ることは、とてもおそろしく、つらい。とても心をエグられる。
のだが、やはり、知らない限り、知ることをしない限り、この『共感の〝フリ”』から逃れられない。
この辛い事象をきちんと切り取り続けているこの企画はなんと偉大で尊い行いだろうか。感謝!!」


なんと、壮大なお言葉。どんな時でも知ることが第一歩なのだと思います。
「何も知らないので教えてください」がこの映画の基本スタンス。


なんとも、無知なのを開き直ったようにも聞こえるかもしれませんが、
実際そうなんです。


知らないことを、ネットで調べても追いつかないですよね。
だから直接聞いて、信じられる話を聞かせてもらいます。
2023年版にはそんな、「ネットで調べても出てこない話」がいっぱい詰まってます。





「1/10は映像で「寄り添う」ことは?を見せてもらえた感じします。
ただただ受け入れるだけ!!
ただただ受け止めるだけ!!
ヒントを教えてもらった感じがします。」


みゆきさんも私も「寄り添うとはどういうこと?」と考え続けた10年だったと思います。
答えはいまだに分かりませんが、おっしゃる通り、
ひたすら聞いて、受けて、そのまま受け入れています。


一緒にその時間を共有できるのがものすごく嬉しいし楽しい。
一緒に未来を想像できるのは役得だなと思います。


この企画だと数年後にまた会ってお話を聞かせてもらえる。
楽しくなかったら続きません。


2023年版にはそんな風に10年前や5年前の言葉たちと
答え合わせをするような瞬間がたくさんあります。


以上、感想文のご紹介をしながら、さりげなく2023年版の宣伝もさせていただきました。


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ところで、12月14日は一挙上映の3回目!
間に合う方はぜひ飛び込みでもいらしてくださいね!
めちゃくちゃ素敵な会場でお待ちしてます。


>3回目:2023年12月14日(木)
[シリーズ7 / 2019] 13:00-15:00
[シリーズ8 / 2021] 15:00-17:00
[シリーズ9 / 2022] 17:00-19:00

■場所
「MIRAI LAB PALETTE」
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階(中央エレベーターそば)
各回プチトークあり、無料上映。

詳細とご予約はこちら。

https://www.mirailabpalette.jp/event-details/20231112



今月はメルマガ多めでお騒がせしております。
もう少しお付き合いください。
最後までお読みくださりありがとうございました!

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