mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
【in-transiton】システムという名の船
LITRAメールマガジン
【in-transition】読者の皆さま、
いつもお読みいただきありがとうございます。
ぼくの暮らしている
北海道のニセコは豪雪地帯。
今年は温かい秋が続いていましたが、
先週末にドカンと大雪が降りました。
たった二日で外は一面の雪景色です。
さて、今日のテーマは
「システムという名の船」。
ぼくは今まで、
自分の人生という大航海の
舵取りをしてきたつもりだったけど、
実は船を乗り換えてきたのだったんだなぁ
という気づきを前回のメルマガで
お伝えしました。
ぼくは子どもの頃から、
勉強ができる質でした。
高校は地域で一番の進学校、
一浪しましたが宅浪で難関大学に進学し、
大学院まで行かせてもらいました。
大学院を卒業するまで、
ぼくは「教育システムという船」に
乗っていました。
勉強自体が好きでしたし、
自分が頑張れば前に進む分かりやすい船で、
すいすいと波の穏やかな沿岸を
航海し始めたわけです。
次に乗った船は「大企業という船」。
教育システム丸にうまく乗れた人たちが
乗る船です。
「世界を舞台にエネルギーの仕事がしたい」
という夢を叶えることができました。
多いときは年間100日間の海外出張。
中東や東南アジアなど
プラントの建設現場にも赴任しました。
自分はエリートだと思っていたし、
自信満々でした。
そして、サラリーマンという
先が見える仕事じゃなくて、
もっと独立して稼げるようになりたいと思って、
「コンサルティング会社という船」に
乗り換えました。
そこで、ぼくはメンタルを病み、
大海原に放り出されました。
放り出されたというのは正しくないですね。
自分に合わない船に乗ってしまって、
船から落ちてしまった。
初めて人生で漂流しました。
自分が何者だったのか、
突きつけられました。
ぼくは自分で人生を
歩んでいるつもりだったけど、
教育や会社というシステムに
守られていただけだったんですね。
地域おこし協力隊というのは、
そんな漂流していた自分が
しがみついた船でした。
国の制度というシステムが乗せてくれる
期間限定の船です。
ぼくは農家を目指しました。
でも農協を主体とした農業システムには
乗らない農業を目指しました。
野良介丸という自分の船を作って、
大海原を渡っていこうとしました。
そんなときでした。
ツクツクという船団が現れたのは。
これまでぼくが乗ってきたどの船とも
根本的に違う「宙船」でした。
ぼくの今までの航海と漂流は、
この宙船と出会うためにあったんだ!
すべてはここに繋がっていたんだ!
皆さんは今、どんな船に乗っていますか?
その船はどこに向かう船ですか?
あなたに合った船ですか?
今日もここまでお読み頂き、
ありがとうございました!
次回は、「宙船との出会い」をお届けします。
Life Transitionをあなたに。
LITRA代表 加藤亮介
【in-transition】が読者の皆さんとの
双方向のメディアになりますよう。
お友達やお知り合いへの拡散、うれしいです。
ありがとうございます。
-----------------------------------------
"Life Transitionをあなたに"
LITRA(リトラ)
E-mail: contact@litra-com.jp
-----------------------------------------